【都内】これからの季節にぴったり!東京で水遊びができる公園

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【都内】これからの季節にぴったり!東京で水遊びができる公園

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日野京子

エデュケーショナルライター

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子どもたちに思いっきり水遊びをさせてあげたいけれど、田舎まで行くのは大変…。そんなお悩みをお持ちの方に、エデュケーショナルライターの日野京子さんが都内で水遊びできる公園を紹介します。

 天気予報でも夏日や猛暑日といった言葉が飛び交う季節になってきました。都内の小学校のプール開きは6月中旬頃が多く、夏到来を感じさせる時期です。暑さを伝えるニュースでは公園で元気に水遊びをする子ども達の姿の映像も増えてきます。

 とはいえ、学校外でプールに行くとなるとスイミングスクールを含めお金がかかり準備も色々と大変。そういう時は夏を感じられる「水遊びできる公園」がおすすめです。

学校のプール以外で水遊びができる場所はあまりない(画像:photoAC)



 実は東京都心にも子ども達が遊べる水遊びスポットが意外と多くあります。無料で楽しめる夏を満喫できる公園をご紹介していきます。

日本初の親水公園・古川親水公園

 水遊びができる公園というと、噴水の周りに子ども達が集まるといったイメージがありますが、自然の川を活かした公園「親水公園」も都内に複数あります。そのなかの、日本第一号が江戸川区「古川親水公園」です。

 江戸川区のホームページによると、かつて水路として活用されていた古川ですが、昭和30年代後半になると生活排水などが流れ込みドブ川と化し社会問題となりました。江戸川区は下水道を整備したため、古川の埋め立て案も浮上しましたが地元住民の強い要望で川を残し、1973(昭和48)年に古川を軸とした公園として誕生した経緯があります。

 地元の人々の川への愛着や清流を取り戻す活動が「親水公園」誕生へと繋がったのです。他の親水公園の雛型となった同公園では、夏に川遊びに興じる親子連れで賑わいます。また、川沿いには桜や紫陽花が植えられており、四季折々の風景を楽しむことも出来ます。

江戸川区江戸川6丁目内
都営新宿線 一之江駅より徒歩17分
東京メトロ東西線 葛西駅より徒歩18分

スカイツリーが見える大横川親水公園

 都内の観光スポットであるスカイツリーのすぐ近くにある「大横川親水公園」は、1993(平成5)年に開園した南北に流れる川の特徴を活かした細長い公園です。北端はスカイツリー、南端は錦糸町付近と全長約1.8kmに及びます。

公園内は、

  • 釣り川原ゾーン
  • 河童川原ゾーン
  • 花紅葉ゾーン
  • パレットプラザゾーン
  • ブルーテラスゾーン
  • の5つの特色あるゾーンに分けられています。そのうち、水遊びできるのが「河童川原ゾーン」です。水遊びに特化した「じゃぶじゃぶ水路」は浅瀬もあるので小さい頃から小学生まで遊べます。ベンチコーナーや川の両端には木々があり暑い日も日陰で一休みできます。

     他のゾーンにも趣向の異なる遊具も設置されており、一日中楽しめる公園です。

    墨田区吾妻橋3丁目、業平1丁目、東駒形4丁目、横川1丁目、本所4丁目、太平1丁目、石原4丁目、錦糸1丁目、亀沢4丁目、江東橋1丁目、緑1丁目
    東武伊勢崎線 とうきょうスカイツリー駅より徒歩7分
    都営地下鉄浅草線 本所吾妻橋駅より徒歩7分

    西新宿に存在するジャブジャブ池

     都庁のある新宿駅西口一帯はかつて広大な淀橋浄水場がありました。浄水場が東村山市に移転した後、昭和40年代から本格的に都市開発が進んでいき、1991(平成3)年に完成した東京都庁を筆頭に西新宿は都内でも有数の高層ビル街へと変貌を遂げました。

     オフィスビルが立ち並ぶ西新宿に、都会のオアシスとして存在しているのが「新宿中央公園」です。淀橋浄水場の跡地に当初は都立公園として1968(昭和43)年に開園。その後、東京都から新宿区に移管され現在は最大面積の区立公園としても有名です。

    都心の公園にある水場はひと時の癒しを与えてくれる(画像:photoAC)



     例年、7月中旬から9月中旬の夏期期間中に使用可能となる「ジャブジャブ池」。公園の水遊び場と思えないほど広く、ちょっとしたプールといった感じです。対象年齢は小学校低学年以下になっています。

    新宿区西新宿2-11
    JR・小田急線・京王線 新宿駅から徒歩約10分
    東京メトロ丸の内線 西新宿駅から徒歩約5分
    都営大江戸線 都庁前駅から徒歩1分

    就学前の子ども達が水慣れできる公園がたくさんある中央区

     伝統的なイメージのある日本橋や都心の一等地でもある銀座を擁する中央区には、就学前の幼児たちが夏に水遊びできる公園が4つあります。こうした公園の存在は都内でも珍しく、子どもの水慣れにぴったりのスポットになっています。

     昨年は7月中旬から9月上旬の期間にじゃぶじゃぶ池が解禁されました。水着を必ず着用かつ水遊び用おむつ着用での水遊びは禁止となっています。

    ・中央区立鉄砲洲児童公園
    中央区湊1-5-1
    JR京葉線または東京メトロ日比谷線 八丁堀駅より徒歩5分

    ・中央区立越前堀児童公園
    中央区新川1-12-1
    東京メトロ日比谷線または東西線 茅場町駅より徒歩7分

    ・中央区立久松児童公園
    中央区富沢町16-6
    東京メトロ日比谷線または都営地下鉄浅草線 人形町駅より徒歩3分

    ・中央区立月島第二児童公園
    中央区勝どき1-9-8
    都営地下鉄大江戸線 勝どき駅より徒歩2分

    実施の有無は流動的

     子どもの楽しみである水遊び。親としても無料で楽しめる公園の存在は心強いものです。ただし、コロナ禍ということもあり感染状況によっては開催時期が変更されたり使用条件が変わることもあります。

     今年の実施期間などが区のホームページ等で告知されます。時節柄、流動的なので必ず事前にチェックしてからお出かけしてくださいね。

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