今年こそコートは「買い」なの? 東京・新規感染者2ケタと「4年ぶりの寒冬」で考える
2021年10月21日
ライフ東京では新型コロナウイルスの新規感染者数が2ケタ台に落ち着き、久方ぶりのお出かけ機運が高まっています。また折からの寒風も相まって、コートを新調しようと考えている人が多いよう。今季のトレンドを探りました。
東京の新規感染者、2ケタ台に
一気に寒くなった2021年10月の東京。都内の新型コロナウイルス新規感染者数は11日(月)以降、13日連続で2ケタ台となっており、25日(月)にも飲食店への時短要請が解除される見込みとなっています。
徐々に“お出かけ機運”が増している今、せっかくだからと新しいコートの購入を検討している人もいるでしょう。
今回は「東京で働く大人の女性たち」に向けて、アパレル各社の今季新作からトレンドの傾向を探っていきます。
2021年度に期待のアパレル業界
帝国データバンク(港区南青山)の発表によると2020年度は、新型コロナ禍で外出機会が激減したことにより上場アパレル業者(男女・子ども服小売、卸売)45社のうち8割超が減収に。
英国を代表するアウターブランド「マッキントッシュ」などを展開する三陽商会(新宿区四谷本塩町)はじめ、大手が前年度比で30%超もの減少幅を記録しました。
昨冬は東京で飲食店への時短要請が出され、忘年会など冬の外出イベントが軒並み中止に。さらに東・西日本で冬の平均気温として気象庁の統計開始以来もっとも高い記録を更新する「暖冬」となったことも重なり、コートの購入には縁遠いシーズンとなりました。
一方、2021年度の業績見通しについては上場アパレル業者62.2%が増収増益を見込んでおり、コロナ収束後の需要回復に期待が掛かっています。
また気象庁の寒候期予報によれば、12~2月にかけて東日本の気温が平年より低くなる可能性は40%。東日本などは3年連続で暖冬だったため、4年ぶりの寒い冬となる見込みです。

消費者側のマインドにも、積極的な購買意欲が見られます。
SNS上にはコート・アウターをめぐって、
「今年こそ新しいコート買いたい。去年買わなかったから」
「いきなり寒くなったから週末アウター見に行こう」
といった書き込みが散見されるなど、折からの寒気も手伝って購入を検討している様子がうかがえます。
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