震度5強の夜、都心から“自転車”が一斉に消えたワケ SNSで「帰宅困難者 対策だ」と話題に

2021年10月9日

ライフ
ULM編集部

2011年3月11日の東日本大震災以来、10年ぶりに東京23区で震度5強を観測した2021年10月7日夜の地震。その夜、東京都心からは一斉に「自転車」が姿を消していました。いったいなぜなのでしょうか。


鉄道がストップ、帰宅困難に

 2021年10月7日(木)夜に発生した地震では、東京23区でも東日本大震災以来10年ぶりに震度5強を観測。首都圏の鉄道各社が一時運転を見合わせたことで、主要駅前のタクシー乗り場には「帰宅困難」となった人たちの長い行列ができました。そうした中、ある交通手段がこの機にあらためて脚光を浴びることとなりました。

※ ※ ※

「ドコモの赤チャリ、都心から在庫が消えたと思ったら、勝どきと晴海に大量に集まってる」

 ツイッターにそんな投稿をアップしたのは、千代田区内に住むsattobiさん(@sattobi_c)。東京都心のマップ上に「0」や「1」といった数字がズラリと並ぶスクリーンショット画像を併せてアップしました。

東京都心のマップを表示したアプリの画面。「0」や「1」などの数字がズラリ(画像:sattobiさんのツイート、ULM編集部でトリミング加工)

 sattobiさんの言う「ドコモの赤チャリ」とは、ドコモ・バイクシェア社(港区虎ノ門)が運営する電動自転車シェアリングサービスのこと。車体が真っ赤に乗られていることから、利用者らからはこの愛称で呼ばれています。

 ドコモのほかにもソフトバンクグループの「HELLO CYCLING」などのサービスがあり、街なかに設置されている拠点(サイクルポート)で自転車を借りて、目的地周辺まで乗った後で近くのポートに返却。支払いはICカードや専用アプリに登録したクレジットカードで決済するという仕組み。

 15分70円など手軽な料金で自転車を利用できるため、都心でのちょっとした移動などを目的に近年利用が増加しています。

 10月7日夜には、電車をはじめとする公共交通機関がストップしたことで帰宅の手段を失った通勤者らが、別の“足”を求めてシェアサイクルに殺到したもよう。

 sattobiさんが「バイクシェア」アプリのスクリーンショットを撮った8日(金)未明の1時5分時点では、とりわけ都心への通勤者が多く住むタワーマンションが林立する中央区晴海や勝どきエリアに多数の自転車が返却されている様子が見て取れました。

有事にはインフラにもなる?


【画像】都心から消えた「自転車」(3枚)

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