テク不要！今すぐできる！ ユニクロ & ZARAの“最旬カラフル”簡単コーデ6選

　山口県宇部市に「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」がオープンしたのは1984（昭和59）年6月。そして、ファッションの先進地・原宿に大型店を構えたのは1998（平成10）年11月。

　今や東京都内だけで100軒超を数えるご存じ「ユニクロ（UNIQLO）」。

　2020年6月にはJR原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU」内に約600坪もの敷地面積を誇るショップをオープン。8年ぶりとなる原宿エリアでの出店は、新型コロナ禍ながら大きな注目を集めました。

　一方、同じく人気のファストファッション「ZARA（ザラ）」はスペインの発祥。全世界に2000店舗以上を展開し、東京都内には約20店舗。

　ユニクロの原宿進出と同じ1998年、渋谷に「日本第1号店」をオープンし、ユニクロやGAP、H&Mなどと並んで若い世代を中心に高い人気を誇っています。

　リーズナブルで、コスパの高いプチプラブランドは、毎日おしゃれがしたい女性の強い味方。トレンドをいち早く取り入れた商品展開は、通年着回しもできるアイテムも多く、旬の着こなしを楽しむことができます。

　今回は、ユニクロとZARAの2021年トレンドカラーを取り入れた、お手本にしたい旬のコーディネートをピックアップしてみます。

　毎日のスタイル作りにぜひ参考にしてみてください。

　カジュアルで、使いやすいカラーとして人気の白。どの季節にも毎年欠かせない白ですが、2021年は日本流行色協会（千代田区神田神保町）に今年を代表する色として選ばれました。

　白は、白紙に戻すなど「はじまり」を示す言葉によく使われます。不安の多いコロナ禍でも、希望を胸にゼロから考えるという意味や、知性や潔白というイメージも含まれているそうです。

　どんなカラーとも合わせやすい白は、清潔感・上品さ・さわやかさを兼ね備えた優秀アイテムなので、ロングシーズン活躍してくれます。季節を問わず1枚は持っておきたい必須カラーです。

　冒頭で紹介した写真は、夏に大活躍のユニクロの白Tシャツ。シンプルに1枚で着るのもいいですが、シャツを肩掛けしたり、斜めに巻くことで、いつものコーデがぐっとおしゃれに格上げされます。

　シャツ生地のハリ感のおかげで、結び目や背中のシルエットもスッキリ。さらにトレンドのカラーパンツと合わせることで、今っぽい雰囲気を演出してくれます。

　同じくユニクロで大人気のスムースコットンシャツテールT。表面はなめらかで、しっとりとしたコットン素材のため、着心地も抜群です。

　シンプルなデザインで、1枚ではもちろん、さまざまなアイテムと組み合わせてファッションを楽しむのもおすすめ。ヒップが隠れるほどの丈感なので、気になる部分をさりげなくカバーしてくれるのもうれしいポイントです。

　人気ブランドが秋冬のコレクションとして発表したルックで、多かった色のひとつがブラウンやカーキ、ベージュといったアースカラー。

　アースカラーは秋冬のイメージを持たれることが多いかもしれませんが、実は春夏のコーデに取り入れているおしゃれ女子も多いのです。

　色味も明る過ぎずしっとりと落ち着いた色なので、着るだけで上品にまとまります。もちろん秋冬にも大活躍する色なので、小物やアウターを重ねることで、通年楽しむことができるのも魅力。

　全身で取り入れても今年らしく仕上がる、大人におすすめのカラーです。

　ユニクロのシンプルなIラインのロングフレアワンピース。

　落ち着き感のある色味で、スカート部分のフレアな素材やシルエットが美しいワンピースです。白の肩掛けのカーディガンと靴を合わせることで、夏でも重たくならず、爽やかにまとまります。

　縦に落ちるようなシルエットが、スタイルの良さをより引き出してくれる一着です。

　さまざまな業界のトレンドに影響を与える、色見本メーカー パントン社。同社によって2021年のトレンドカラーに選ばれたのが、生き生きとした輝きを放つ、明るく陽気なイエローであるIlluminating（イルミネイティング）。

　そこにあるだけで、パッとまわりを明るくしてくれるこの色は、鮮やかで凛（りん）とした強さと、さわやかで優しいイメージが共存した華やかな魅力があります。2021年はイエローの服を1着持って、気分を上げていきましょう。

　着回し力たっぷりのキャミソール。重ねても、1枚でもしっかり決まるキャミソールは、毎日のコーディネートに取り入れたいアイテムです。

　こちらは、丈の短いアイテムを用いたスタイルUPキャミソールコーデ。全体のバランスも良く、夏らしい印象が素敵です。涼しくなってきたら、上にロングカーディガンを羽織って、こなれ感のあるコーデを楽しむのもおすすめです。

　モノトーンはいつの時代も大人の味方。なかでも白と黒の中間色であるグレーは、暗過ぎず明る過ぎず、ソフトな印象を与えるカラーです。

　先ほど紹介したイエローと同様に、色見本メーカー パントン社によって2021年のトレンドカラーのひとつにUltimate Gray（アルティメット・グレイ）が選ばれました。

　落ち着きや安定、回復への思いを表す色となっており、不安の多いコロナ禍でも、強さと希望に満ちた思いを伝えるカラーとなっています。

　コーディネート次第でモードにもシックで大人っぽい雰囲気にもなれる万能カラーなので、まだまだ続く暑い夏の間も軽やかで涼しげな雰囲気を演出できます。

　グレーのチェック柄パンツは夏でも軽やかで、涼しげな雰囲気を演出できます。ハイライズなZARAのチェック柄パンツは、脚がすらっときれいに見えるような形に作られています。

　ソフトな印象を与えるモノトーンカラーは秋冬はもちろん、春夏まで1年じゅう使える万能なおしゃれカラーです。

　幸せな気分を運び込んでくれるピンクも、閉塞感のある今の時代に求められる色です。なかでも濃いめのフーシャピンクが2021年は人気。

　コーデにピンクカラーを取り入れている人を見るとすてきだなと思う半面、自分には難しそうかも？ と大人女子を悩ませるカラーでもありますが、実はカジュアルなスタイルや、かっこいいスタイルにもぴったりなんです。

　ハイウエストデザインのZARAのカラーパンツは、きちんと感があって、大人っぽさあふれる着こなしが楽しめます。おしゃれなだけではなくスタイルアップもかなえてくれる旬のアイテムです。

　黒の小物で引き締めることでメリハリ感が生まれ、凛とした印象に。

　夏のコーディネートに取り入れるとさわやかで明るい印象になり、秋冬は黒のレザージャケットを羽織ってハイコントラストの配色を作ってあげると、モードに決めることもできます。

　あなたが身につけたいトレンドカラーは見つかりましたか？

　いつものコーディネートを選ぶ際にも、そのトレンドの背景やカラーの色味を理解しながらファッションに取り入れると、いつもと違った楽しみが味わえるかもしれません。

　あなただけのお気に入りのカラーやコーディネートをぜひ、楽しんでみてください。