銀座で開く不動産の「女子会」、参加者の7割は業界外 働く女性の「仲間づくり」目指す

2018年9月19日

ライフ
ULM編集部

銀座で月1回、不動産をテーマとした「女子会」が定期的に開かれています。理想の住まいやライフプランなど、女性の生き方や働き方に役立つ内容で、新たな仲間との出会いの場にもなっています。


「住まい」の知識を楽しく学ぶ。会場によってはスイーツも

 不動産業界で働く20~30代の女性や、不動産に興味のある女性が参加する社会人サークル「ふどうさん女子」が、銀座で月1回「女子会」を開いています。内容は毎回変わり、「〜理想の“お家”を描いてみましょう〜」「住宅ローンを学ぼう!」「“不動産と投資”を勉強しよう!」「賢いお家の買い方」などのテーマで業界関係者や専門家を講師に招き、ワークショップやディスカッションなども交えながら和気あいあいと学んでいます。

「くつろぎと癒しの空間のつくりかた」をテーマに開催した2018年5月のイベント。理想の間取りを考えるワークショップも実施(画像:ふどうさん女子)。

 参加者は毎回10人から20人前後ですが、不動産業界以外の女性が約7割を占めているといいます。彼女たちの勤務先は不動産業界以外に、サービス業、金融業、製造業、IT、商社、情報通信、マスコミ関係などで、幅広い業界の女性が集まっているといいます。

 イベントの参加者からは、「企画内容に興味があり、いろいろ学べてよかった」「新たな出会いがあり、交流やおしゃべりができてよかった」「幅広い層の方が参加していて楽しかった」などの感想も。会場によってはスイーツを提供することもあり、「デザートがおいしかった」といった声もあるとか。

不動産の販促は行わず、気軽に参加できる参加費に

 この「ふどうさん女子」を運営するのは、関東を中心に1都8県で不動産事業を展開するケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)。イベントでは不動産のあっせんや関連商品の販売、宣伝を一切行わないこととし、参加費も1回あたり1000円程度に設定して、女性が気軽に安心して参加できるように努めています。

 なぜ、不動産ビジネスと直接結びつかないコミュニティを運営するのか、「ふどうさん女子」の運営を担当する髙橋彩花さんに聞きました。

「これまで社内の女性活躍推進に取り組むなかで、ライフステージの変化にともなう働き方について考えるセミナーを、女性従業員向けに開催してきました。これを『不動産業界以外の女性にも広げられないか?』と考えたのがきっかけです。不動産は衣食住の『住まい』にあたる、とても身近なものです。他の業界で働く女性にも『住まい』に関わる物事について興味を持っていただき、ご自身のライフプランに活かしてもらいたいと思っています」(髙橋さん)

 また同時に、働く女性が集まる「憩いの場所」を提供したい、という思いもあるといいます。
 
「参加者が単に知識を学ぶだけではなく、勉強した内容をみんなでシェアしたり、新しいアイデアを発表したり、仕事の枠をこえて知識や見解を楽しく広げたりと、新たな仲間との出会いの場としても活用いただければ嬉しいです」(髙橋さん)

「女性が活躍できる働き方・環境」をテーマとした2018年2月のイベントでは、理想の女性像や、自分を元気づけるアイテムなどを語り合った(画像:ふどうさん女子)。

 働く女性のコミュニティという面も大切にしていることから、イベントでは「手帳の活用、タイムマネジメント」「女性が活躍できる働き方・環境を考える」など、不動産に直接関わらないテーマも取り上げているのが大きな特徴です。

不動産業界でも「女性が働きやすい環境」実現したい


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