進化するオフィスの「置き菓子サービス」 導入企業も納得の仕組みとその背景とは?

2019年2月13日

ライフ
ULM編集部

すっかり定着したオフィスの置き菓子サービスですが、その質をさらに引き上げる取り組みが始まっています。


健康的な菓子を安価で提供できるワケ

 江崎グリコが2002(平成14)年から本格的に始め、一般的になったオフィスの置き菓子サービス。そんな置き菓子サービスも近年の健康志向の高まりを受け、少しずつ変化しています。

オフィスに置かれたヘルシーな菓子(画像:ツクモ)

 ツクモ(港区芝公園)が2019年2月1日(金)から開始した「snaccuru(スナックル)」。同サービスで置く菓子は、オーガニックやヘルシーなものにこだわっています。

「昨今、『健康経営』や『働き方改革』が注目を集め、企業にとって従業員の健康やそのモチベーションへの配慮に対する重要性が高まっています。しかしながら、多くの企業に『何から始めればいいのか分からない』という課題があることが、多数の企業のヒアリングを通じて顕在化しました。

 そこで、今まで多くの企業の皆さまが目にされてきた置き菓子を、オーガニックさらにはヘルシーな食品に置き換えることで、気軽に課題へ取り組むファーストステップになると考え、snaccuruの提供を開始しました」(同社)

 間食の質を高めることで、企業のパフォーマンス向上を実現したいとのこと。

 具体的にはオーガニック認証取得や白砂糖不使用、グルテンフリー、ビーガン対応、トランス脂肪酸ゼロといった菓子で、店頭価格の20~40%引きとなる300円~500円で提供します。

 健康的な菓子を安価で提供できるワケ――。それは食品メーカーのフードロス商品だからです。

「従来のフードロスへの取り組みは、社会貢献色が強く『もったいないから無くしましょう』や『社会問題だからなんとか取り組みましょう』といった意識の下に行われてきました。確かに、それらは大事な取り組みではあるものの、大きな効果・成果をあげたものは多くはないというのが現実です。

 だからこそ、『結果的にフードロスが解決する』ビジネスモデルを組むこと、またsnaccuruを手にしていただける皆さまにとってメリット享受していただきながらもフードロスの解決の一助となる手段を考えました」(同社)

キャッシュレス決済サービスにも対応

 すでにパナソニックで試験導入が始まっており、今後、ニュースサイト「NewsPicks」を展開するユーザベースなどでの導入も決定しています。ツクモは試験導入を通して、決済フローや商品納入のタイミングなどをブラッシュアップしていくといいます。

snaccuruのロゴ(画像:ツクモ)

 パナソニックは導入理由について、「通常よりお手頃な価格で購入でき、社員の健康にも配慮できるところが導入を決めた理由のひとつです。体にいいものが身近にあることで、食に対する考え方が変わることを期待しています」としています。

 支払いは、LINEが手掛けるスマートフォンを使ったキャッシュレス決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」にも対応しており、今後は菓子のほか、飲料や軽食などもラインナップする予定です。


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