悪魔的な高カロリー鍋が大人気! 健康ブームはいずこへ? その背景に迫る

2019年1月27日

ライフ
ULM編集部

食の健康志向が加速する一方、多くの人が高カロリーな食べ物を求めていることが分かりました。そのトレンドの背景にはいったい何があるのでしょうか。


加速する健康ブームの裏で……

 食の健康志向が加速しています。糖質制限やスーパーフードのほか、女性たちの間で特に盛り上がりを見せているのが「ギルトフリー」食品です。ギルトフリー食品とはその名のとおり、食べても「罪悪感(ギルト)」を感じずに食欲を満たせる商品のこと。ここでいう「罪悪感」とは、添加物やカロリー、アレルギーなどで、現在市場には、ラーメンからパスタ、アイスまで、さまざまな対応商品が並んでいます。

「鶏ポタ ラーメン THANK」(港区芝大門)が2018年7月に販売したギルトフリーラーメン「冷製トマトのモリンガ麺」。栄養豊富なスーパーフード「モリンガ」を使った一品(画像:ビースタイル)

 そんななか、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内)の調査機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が全国に住む20~59歳の男女約1000人を対象に行ったインターネット調査によると、「高カロリーな料理に抵抗がある」と答えた人が約半数いる一方、そのなかの約80%は「抵抗がある」にもかかわらず、「たまには高カロリー料理を思い切り食べたい」と考えていることが分かりました。このような結果は、人々の「本音」なのでしょうか。

「いくら健康志向が高まっているといっても、(約80%という)この数値は想像以上でした」

 ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員・有木真理さんも、今回の結果について驚きを隠し切れない様子で話します。

リクルートライフスタイルが行ったインターネット調査の結果(画像:リクルートライフスタイルのデータを元にULM編集部で作成)

「健康志向が高まっていると言われていますが、本気で健康を気にしている人は、外食や中食をあまりせず、自宅で料理を作る傾向があります」

 こう分析するのは、調査会社「NPD Japan(エヌピーディー・ジャパン)」(港区高輪)のシニアアナリスト・東さやかさんです。東さんは、外食・中食時における人々の「健康意識」は近年、継続的に低下していると指摘します。その背景にあるのは、前出の「本音」のほか、コンビニエンスストアの利用率の高まりが関係しているようです。

エヌピーディー・ジャパンが、2014年10月から2018年9月までを4ピリオドに分けて調査した「外食・中食時の健康意識」の変化(画像:エヌピーディー・ジャパン)

「コンビニエンスストアの便利さや商品価格に慣れている現代人は、健康志向よりも『わざわざ外出してお金を払うのなら、家では食べられない価値のある商品に払いたい』という意識が強くなってきているのです」(東さん)

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