現代人もビックリ? 葛飾北斎が人生で「93回」も引っ越ししていたワケ

90年の人生でなんと93回も引っ越しした葛飾北斎。現代人にも通じる、その理由をご存じですか?


下町を転々とした北斎

 代表作「富嶽(ふがく)三十六景」などの名作を残し、浮世絵師として今なお世界中に愛され続ける葛飾北斎。そんな葛飾北斎は90年という生涯になんと93回もの引っ越しをしており、本所や浅草を中心とする下町の地域を転々として過ごしました。

「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」

 江戸時代の平均寿命は約50年と言われているなか、長い生涯を歩んだことも気になりますが、想像しがたいない引っ越し回数は一体何のためなのか、その理由が気になります。

 今回は葛飾北斎がなぜ何回も引っ越しを繰り返したのか、経歴を振り返りながらその理由に迫っていきます。

版画の文字彫りから絵師へ転向

 北斎は1760(宝暦10)年9月23日生まれで、武蔵国葛飾郡本所割下水(現・墨田区亀沢)出身と言われています。

墨田区亀沢(画像:(C)Google)

 大半の浮世絵師がそうだったように、北斎についても幼少期をうかがわせる資料はほとんど見当たらないですが、幼名を「時太郎(ときたろう)」、のちには「鉄蔵(てつぞう)」と改名しているようです。

 家系は川村氏の子どもとして生まれ、のちに幕府御用達の鏡師(鏡をつくる人)で叔父にあたる、中島伊勢の養子になったと伝えられています。

 幼少期の動向についてもほとんど残されていませんが、6歳頃から絵へ興味を持ち始めていた北斎。その後は一時貸本屋の小僧として働いていたこともあり、16~19歳頃には本版印刷の版木の文字彫りをしていましたが、その後は絵師へ転向しています。

絵師としての実力をつけるまで


【画像ギャラリー】いくつ知ってる?「富嶽三十六景」(計10枚)

画像ギャラリー

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