東京・立川で「世界一臭い食べ物」自販機を発見! しかも価格は5500円……ツイッター民7000人が戦慄
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されてます。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。なぜ立川に、なぜ自販機に…… 東京・西エリアの一大ターミナル、JR立川駅から徒歩8分のところにある複合施設「GREEN SPRINGS」(立川市緑町)内でこのたび、なかなかにクセの強い自動販売機が発見されました。 売られているのは缶ジュース……ではなく、フルーツジャムやサバ缶、チーズスナック菓子、カップスープ、シリアルなどなど、変わり種の商品ばかり。 なかでもひときわ異彩を放つのが「シュールストレミング」の缶詰め(5500円)。ニシンを塩水漬けにして密封した発酵食品で、味は大変おいしいそうですが半面あまりの臭いの強さから「世界一臭い食べ物」との異名を取る衝撃の食べ物です。 立川で発見されたナゾの自販機、そこで売られていたものは……(画像:アフリカさんのツイート) なぜ立川に、自販機内に、かのシュールストレミングが――? この自販機の発見者、アフリカ(@FateJun)さんが2021年7月18日(日)、驚きと戸惑いのコメントとともにツイッターに画像をアップしたところ、またたく間に約7000件(7月19日7時時点)の反応が寄せられ、現在もその数は伸び続けています。 アフリカさんいわく、この日は会社の研修帰りでフラッとGREEN SPRINGSに立ち寄ったところ、思いがけずシュールストレミング入りの自販機に遭遇。 「これはツイッターの人々と共有せねば」と投稿してみたところ、案の定の反響を呼んだのでした。 シュールストレミングが売られていた理由シュールストレミングが売られていた理由 調べてみるとこの自販機は、7月16日(金)~18日(日)の3日間に同所で開かれていたイベント「青空の北欧市場」にスウェーデン大使館(港区六本木)が初出店した「TRY SWEDISH!」という名のオリジナル自販機。売られているのはどれも、同国で人気の飲食品といいます。 スウェーデンの食の魅力を伝えるのが狙いで、「同国の食料品を販売する小売店舗が日本に少ない」という声を受けて大使館内に2020年6月から設置しているものなのだとか。 おいしいけれど、「世界一臭い食べ物」として有名なシュールストレミング(画像:アフリカさんのツイート) 14種類の商品が並ぶものの、やはりシュールストレミングの存在感は群を抜いているようで、アフリカさんのツイートを見たユーザーたちからは 「あああぁキケンなヤツだー!」 「気軽に“TRY”できない」 「取り出し口にガコンって落ちた拍子に破裂してしまったら……」 「でも一度は買って食べてみたい」 といったリアクションが相次ぎました。 ちなみにこのシュールストレミング、常温で保存すると発酵が進んで、缶を開ける際になかの汁が噴き出すこともあるのだそう。 スウェーデン大使館がイベント前に発表したプレスリリースにも「危険なため、GREEN SPRINGS施設内では絶対に開封しないようお願いします」との注釈が添えられています。 「必ず屋外で開缶してください」「必ず屋外で開缶してください」 アフリカさん自身はシュールストレミングを食べたことはまだないとのこと。イベントは18日(日)で終了してしまいましたが、同じ商品はAmazonなどの通販サイトで購入することができます。 Amazonの商品ページを開いてみると、 「必ず屋外で、できればビニール袋のなかで開缶してください」 「周囲や風下に人がいないことを十分に確認して缶を開けてください」 「衣服などに汁が飛ばないようにご注意ください。汁がついた服は洗濯しても臭いやシミが取れなくなります」 といった、なかなかに不穏(?)な説明書きも。 実際にシュールストレミングを食べたことのある人に、どんな味と臭いがするのかぜひ聞いてみたいところです。
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