働く主婦を「自己犠牲」から解放する、たった3つのポイント

2019年1月20日

ライフ
ULM編集部

インターネット調査でこのたび、働く主婦が自分の時間を持てていないことが分かりました。その理由は何でしょうか。2019年4月の働き方改革関連法の施行に向けて、夫や家族が問われているものとは。


都会であるほど、高まる「時短への欲求」

 女性向け人材サービス「しゅふJOB」を展開するビースタイル(新宿区新宿)が、同サービス登録の働く主婦528人(東京都在住:34%、20~30代:17%)を対象に行ったインターネット調査で、その多くが自分の時間を思うように持てていないことが分かりました。

働く主婦は「自己犠牲」に悩まされている(画像:写真AC)

 次のグラフは、回答者が資格取得や趣味など、「2019年に優先したい時間」と実際に「2018年に優先した時間」の差を「現実ギャップ」として算出したものです。それによると、最も差が大きかったのは「資格取得などの勉強時間」(17.0%)で、次いで「趣味の時間」(15.0%)、「美容・健康についやす時間」(11.2%)、「休息・睡眠時間」(7.8%)が続きました。数値が大きいほど「やりたかったのに、できなかった」ことを示しています。

「2019年に優先したい時間」と「2018年に優先した時間」との希望と「現実ギャップ」を表した表(画像:ビースタイル)

 その理由について、しゅふJOB総研所長の川上敬太郎さんに話を聞きました。川上さんはかねてより、労働時間を短縮する「時短」よりも、自分の時間を産みだす「時産」の重要性を説いています。

――なぜ時産の概念が広まっていないのでしょうか。

 一番の理由は、時産という言葉自体にまだなじみが少ないことです。時短も時産も、(現在)費やしている時間を短くし、新たな時間を産み出す点は同じ。決して時短が悪くて時産が良いというのではありません。背景にある動機や考え方に違いがあるだけなのです。

 時短という言葉は「ネガティブな状態」を解消する意味合いで使われるケースが多いですね。東京のような大都会は何事においても便利な反面、アクティブで時間の流れも早いため、ついつい時間に追われながら生活しがちになります。都会であるほど、忙しさというネガティブな状態にフォーカスしてしまい、その状態を解消したいという動機が作られ、時短欲求が高まりやすいという面もあるかもしれません。

 その一方で、時産という考え方は自分にとってやりたいことや、楽しいことのための時間を意図して創り出す「時間の産出」を意味します。その動機は基本的にポジティブな状態を得るためで、時間が産み出されるほど、人生がより豊かになっていくというイメージに紐づきます。あえて時間を創り出したいと思うような「人生の楽しみ」が日常の中に増えていけば、自ずと時産の概念も広まっていくでしょう。

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