週20時間が自由になって、アウトプット思考も磨ける! 渋谷で活況「朝活」の魅力とは

この10年間で注目を浴びた「朝活」。早朝の時間を有効活用しようとさまざまな人たちが参加しています。


年間5000人以上を動員

 始業前の早朝の時間を、勉強や趣味などの活動に当てる「朝活」。2008(平成20)年ごろから東京都内を中心に盛り上がりを見せ、現在もさまざまな関連イベントが行われています。

 そんな朝活ブームをけん引するのが、会員制朝活コミュニティの「朝渋(あさしぶ)」です。2016年5月にスタートした朝渋は「日本の朝を変える」を理念に、現在、渋谷などで朝7時30分から活動。渋谷・道玄坂のブックカフェで話題となった本の著者を囲む「著者と語る朝渋」(年間5000人以上を動員)など、読書を中心としたイベントをこれまでに開催してきました。

過去の「朝渋」開催の様子(画像:Morning Labo)



 そんな朝渋が2019年1月10日(木)、月額1500円で全国どこからでも朝渋に参加できるオンラインサロン「朝渋ONLINE」を開始。「朝渋ONLINE」では、毎月4回以上渋谷にて行われている、イベントのライブ配信を見られるほか、毎週土曜朝7時30分から8時30分にライブ配信を行い、参加者で一斉に読書を行う「朝渋図書室」などを楽しむことができます。ライブ配信のアーカイブは基本的に残りません。

 サービス開始の経緯について、運営元のMorning Labo(モーニング・ラボ、世田谷区太子堂)に話を聞きました。

今後、フェス開催の予定も

――「朝渋ONLINE」をサービスするまでの流れを教えてください。

 当社は朝活イベントを月4回、年間で約50回開催しています。平均参加者数は80人程度です。しかし、渋谷に7時30分に来られない人も多くいるため、イベントを全国配信しようと考えました。

――これまでの「朝渋」の来場者層について。

 男女比は6:4で、年齢は20代以下の人が70%、30代以上の人が30%です。

――「朝渋 ONLINE」のサービス開始で、全国の人たちが参加できるようになります。利用者層をどう捉えていますか。

 渋谷に通うことが難しかった地方参加者が増えるとともに、30代から40代以上の世代も増えるでしょう。

――2019年度の「朝渋 ONLINE」の参加者数をどのくらい見込んでいますか。

 まずは1万人を目指します。月4回以上の著者イベントライブ配信に合わせて、SNSなどで口コミを拡散し、1000人突破のタイミングで「朝渋フェス」を開催する予定です。

自分との小さな「約束」に勝とう

――著者と参加者との「双方向的」なやり取りは可能なのでしょうか。

 基本的には、「朝渋 ONLINE」参加者同士のやり取りがメインになります。今後は、「朝渋 ONLINE」参加者と会場とのやり取りも検討しています。サービスの視聴は、ブラウザとFacebookアプリでの提供です。

コミュニケーションツールとしての飲み会は「夜活」(画像:写真AC)



――朝活の魅力とは、ずばり何でしょうか。

 これまでやりたくてもできなかったことができる、毎日の自分との小さな「約束」に勝つことで自己肯定感が上がる、体調を整えることで最大のパフォーマンスが出せるといったところでしょうか。

――参加者の声を教えてください。

「朝から頭をフル回転して出社することで、仕事もスムーズに取り組める」などの声をいただいています。

朝活市場「ブルーオーシャンで可能性しかない」

――朝活市場は今後伸びますか。

 伸びますし、ブルーオーシャン(競争相手の少ない未開拓の市場)のため、可能性しかありません。働き方改革や副業解禁が推進されているなか、「自らのやりたいこと」を考える機会が増えていきます。朝をどう活用するかは、今後の鍵になります。

 出勤前の7時から9時まで、土日の7時から12時までを上手く使うことで、1週間あたり20時間を作り出せます。朝渋のメンバーは、多くの時間とお金を出費する不毛な飲み会などに自分の人生を浪費せず、時間とお金をスライドして、朝の時間を有効活用しようと考えています。夜を無駄に過ごすことにうんざりしている人は多いです。朝渋はそこに一石を投じていきたいと考えています。

――夜ではなく朝に行うことが重要なのでしょうか。

 イベントを夜に行うと、参加者は家に帰って寝るだけになり、イベントの内容が記憶に定着しにくいのではないでしょうか。その点、朝のイベントは参加後に出社し、人に会う機会があるため、参加内容をアウトプットする機会が得られます。インプットとアウトプットを両方行うことで、記憶の定着だけでなく、実際の学びがアクションにつながりやすくなります。

※ ※ ※

「時短」や「時産」など、時間の使い方に対する価値観が変わりつつある現代において、朝の時間の有効活用からますます目が離せません。


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