太め・細め……「眉毛トレンド」40年間の変化、行きついた令和の新スタイルとは?
2021年1月17日
ライフ女性の眉毛は、その時代ごとの流行が如実に反映されるパーツのひとつ。人気の太さや形状がさまざまに変化してきました。そして行き着いた「令和の眉」の特徴とは? 平成ガールズカルチャー研究家のTajimaxさんが資料を基に解説します。
東京では「眉毛サロン」も定番化
2020年12月、太眉がトレンドマークだったタレントの井上咲楽さんが太眉をカットした画像をアップしたところ、そのあまりの変貌ぶりが大きな話題になりました。
東京では、眉毛をおしゃれに整えてくれる眉毛サロンが新宿や渋谷、表参道などにいくつも出店しているほか、日本アイブロウ協会(港区西新橋)や日本眉毛エクステンション協会(世田谷区池尻)といった団体まで存在します。
かのモノマネメイクの達人ざわちんさんも「モノマネメイクで似せるのに一番気をつけるのは眉」と言うぐらい、「眉」は顔の中で想像以上に重要なポジションを占めるパーツなのかもしれません。
今回は地味ながらも平成のなかでさまざまな変貌を遂げた「アイブロウ文化」について考えたいと思います。
ナチュラルとパワフルが共存した80年代
アイブロウ文化は時代の雰囲気と深い関わりがあると言えます。
80年代の眉毛というと、何となく「太眉」をイメージする人もいるのではないでしょうか?
今では大御所となったアイドルがたくさん誕生したこの時代、ファンシーな衣装を身にまとい歌うアイドルたちの姿には「かわいい」イメージがある一方で、厚い肩パッドの入ったパワースーツを着たキャリアウーマンの時代の幕開けでもありました。
キャリアウーマンたちが掲げる「媚びない女」というキーワードから生まれた流行が「男性的な太い眉」でした。

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