「GoTo停止」は関係なし? 近年自宅でアウトドア気分を味わう人が増えているワケ
2020年12月17日
お出かけ新型コロナウイルスの第3波の影響で外出がためらわれるなか、室内レジャーとして注目を浴びているのが家の中でアウトドア気分を味わう「家キャン」「部屋キャン」です。文殊リサーチワークス・リサーチャー&プランナーの中村圭さんが解説します。
「Go To トラベル」全国一斉に一時停止
そろそろ冬休みが待ち遠しい時期になってきました。例年なら旅行やさまざまなイベントが楽しみですが、新型コロナウイルスの第3波が収まらず、いつも通りの冬休みにはなりそうもありません。
政府も12月14日(月)、観光支援事業「Go To トラベル」を12月28日(月)から2021年1月11日(月)まで全国一斉に一時停止することを決定しています。
北海道を代表する冬の一大イベント「札幌雪まつり」は中止が決定しています。このまま拡大し続ければ、また非常事態宣言が出る可能性も否定できません。リスクを考えれば「密」を避けて、基本的にステイホームの冬休みとなりそうです。
外出自粛に注目「家キャン」「部屋キャン」
しかし、せっかくの休みですから、いつもと違うレジャーを楽しみたいと考えるのも当然です。
春先のコロナによる外出自粛期間、家の中にテントを張ったりしてアウトドア気分を味わう「家キャン」「部屋キャン」をする人が見られました。「へやキャン」と言う言葉自体は元々、人気マンガ・アニメ「ゆるキャン△」(あfろ著、芳文社「COMIC FUZ」連載)で使われ、作品内で部屋でキャンプしていた訳ではありませんが、一部には浸透していました。

今は収納袋から出すだけで立ち上がる便利なテントがあり、家の中でも簡単に設営することができます。また、ネイティブ・アメリカンのテントのようなかわいいティピーテント(ワンポールテント)も出回っています。テント以外にもランタンやテーブル、シェラカップ、カトラリーなどさまざまなキャンプギアを持ち込むと雰囲気が出ます。
キャンプギアは洗練されたデザインのものが豊富で、機能性も良いため、日常使いするファンが増えているほどです。2020年の冬休みは家キャンで雰囲気のあるキャンドルナイトを楽しむのも良いでしょう。

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