2両編成の超ローカル線なのに「東急世田谷線」が全国区の人気を誇るワケ
2021年4月17日
お出かけ世田谷区内をのんびりと走るローカル線・東急世田谷線。たった10駅のこの電車が、全国的にも人気だといいます。その理由は何でしょうか。トラベルライターのKonomiさんが沿線を歩きました。
全10駅ののんびり路線
世田谷区の三軒茶屋駅と下高井戸駅(同区松原)を結ぶ世田谷線は、都電荒川線と合わせて東京都内に残っている貴重な路面電車。
20分弱で住宅街の中をゆっくりと走る世田谷線は地域住民にとっての貴重な交通路ですが、最近では観光スポットとしても人気を集めています。
東急世田谷線の魅力を知るときっとあなたも乗りたくなること間違いなし。今回は、超ローカル線の世田谷線が人気の理由を探ります。
ゆっくり走るミニ電車
著名人も多く住むオシャレな街として知られている三軒茶屋。そんなところに路面電車が!? と驚く人も多いかもしれません。
世田谷線はローカルなイメージが強いですが、三軒茶屋駅で東急田園都市線に、下高井戸駅で京王線に、山下駅で小田急線にと、複数の乗り換え駅を擁する便利な路線です。

世田谷線の三軒茶屋駅は、再開発で誕生した三軒茶屋のシンボル施設キャロットタワーの中にあります。駅の周辺は大型スーパーや複数の商店街、飲食店が集積しており、世田谷区でも賑やかなエリア。
料金の支払いはバスと同じように車両に乗り込む時で、全区間150円(ICは147円)。時間帯によっては利用者が多く混雑しますが、本数が多いので、のんびり散歩を楽しむ日なら1本あえて見送って乗るのも良いかもしれません。
住みたい街ランキング(関東版)で常に30位前後と高位置にランクインしている三軒茶屋ですが、懐かしい下町の風景が残る「三角地帯」があったり、最近ではオシャレなカフェも数多くオープンしていたりと、世田谷線の中でも今の東京らしさが味わえるスポットのひとつです。
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