スーパー銭湯なみの充実度! たった480円で入れる都内「モダン銭湯」4選

都内に499軒ある銭湯。銭湯といえば一般的に、昭和的な「古きよき」イメージがありますが、最近はモダンなものも少なくありません。今回はそのなかから四つご紹介します。

「古きよき」イメージからの脱却を

 銭湯は都会のオアシスです。熱々の広い湯船に漬かれば、仕事の疲れがお湯に溶けていきます。そんな銭湯ですが、残念ながら利用者からどんどん遠い存在になっています。

 東京都の調べによると、東京の銭湯の数は年々減っており、2006(平成18)年には963軒あった銭湯は、2020年に499軒まで減少しています。

 一方、東京には古きよき銭湯だけでなく、デザイン性の高いモダン銭湯もたくさんあります。料金は従来の銭湯と変わらずの480円。コストパフォーマンスが高く、利用しない手はありません。

 そこで今回は、「古きよき」のイメージが180度変わるような、若者におすすめしたい銭湯を四つ紹介します。

1.久松湯

 久松湯(練馬区桜台)の外観はグッドデザイン賞の受賞歴もあり、まるで美術館のようです。高級感のある脱衣所が旅館を思わせ、まさにモダン銭湯。旧来の銭湯のイメージを、いい意味で覆してくれます。

練馬区桜台にある久松湯(画像:(C)Google)



 朝には多くの自然光が入り、夜にはプロジェクションマッピングが投影されます。泉質も素晴らしく、内湯はナトリウム成分をふんだんに含有。露天では黄金泉を楽しめます。

 スーパー銭湯にも劣らない充実さにもかかわらず、こちらも料金は480円。わざわざ休日に足を運んで訪れる価値があります。おすすめは日中で、自然光がたっぷり差し込んだ湯船に、昼間から漬かるのはぜいたくそのものです。

2.光明泉

 ぴかぴかのフローリングと真っ白な浴場、そして透き通った水があたたかく迎えてくれるのが光明泉(目黒区上目黒)です。清潔感とはまさにこのこと。白が印象的なモダン建築の内湯や木で囲まれた露天風呂が、旧来の銭湯にはないモダンな雰囲気を醸し出しています。

目黒区上目黒にある光明泉(画像:(C)Google)



 露天風呂は文字通り、都会のオアシス。中目黒の夜風に当たりながら、木の湯船で気分は温泉旅行。毎週金曜日には露天風呂の男湯・女湯が入れ替わるため、訪れる際はあらかじめチェックしましょう。

 また、光明泉は美容目的にもおすすめです。「たった480円で利用できるスパ」と言っても過言ではありません。体温のようなあたたかさの炭酸泉は、のぼせることなくゆっくり漬かれます。二酸化炭素が血行を促進し、女性が悩みやすい冷えやむくみを改善してくれます。また真っ白な浴槽は人工ラジウム泉で、関節痛や神経痛、更年期障害などの治療にも使われます。

3.清水湯

 青山通りから一本入ったところにある清水湯(港区南青山)。こんなおしゃれな場所に銭湯? と感じる人もいるかもしれませんが、なかに入るとおしゃれな青山にぴったりのモダン銭湯です。旧来の銭湯と違い、デザイン性が高くスパのような浴場になっています。

港区南青山にある清水湯(画像:(C)Google)

 清水湯の客層は若く、また外国人も少なくありません。俳優の田中圭さんや芸人の千原ジュニアさんなどの芸能人も「清水湯好き」を公言しています。

 清水湯の醍醐味(だいごみ)は、広々とした3タイプのジェットバスと適温の炭酸泉、そして小さな気泡が溶けたシルク風呂です。シルク風呂は真っ白で、まるで牛乳風呂に漬かっているような気分に。

 青山通りのランニングや表参道でのショッピング後、清水湯で汗を流していきませんか?

4.文化浴泉

 渋谷に行く機会があれば、東急田園都市線で1駅足を伸ばして池尻大橋に寄りましょう。そこにあるのが文化浴泉(目黒区東山)です。筆者は都内の銭湯を数々回っていますが、デザイン性はナンバーワンです。

目黒区東山にある文化浴泉(画像:(C)Google)



 入り口は和風ですが、浴室はアジアン。旧来の銭湯の持つ伝統と東京の先進性が融合したような銭湯で、男湯にある円型の赤富士山ペンキ絵はまさにその象徴です。デザインに加えてお湯も一級品。つるつるの軟水「nano湯」にはナノバブル粒子が含まれ、美容目的で入りに来る人も多いのだとか。

 おすすめは日曜日の朝風呂。日曜日のみ朝8時から営業しており、隔週で薬湯も楽しめます。

銭湯はデジタルデトックスできる

 今回は若者に行ってもらいたい都内のモダン銭湯を紹介しました。

 自宅にいると脱衣所やトイレでも、私たちは常にスマートフォンに向き合っています。しかし銭湯は「携帯禁止」。そのため、体や心を芯から休められます。

スマートフォンを触る女性(画像:写真AC)

 銭湯の湯船に漬かっていると、

「こんなにスマートフォンを手放したのはいつぶりだ」

と気づくかもしれません。

 銭湯は「何もしない時間」を満喫できる空間です。皆さんもぜひ、月に数回はデジタルデトックスをしてはいかがでしょうか?

【画像】近年激減! 「都内銭湯」の数を見る

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