恋人をほのめかす「匂わせ」は90年代から? 華原・浜崎もハマった「ペアアクセサリー」の記憶
2020年11月15日
ライフ恋人と指輪やブレスレットを身に着ける「ペアアクセ」、皆さんは試したことありますか? 90年代後半頃、ペアアクセの一大ブームが起こりました。恋人の存在を暗示する、今で言う「匂わせ」の元祖的なアイテム。その変遷と現代との比較を、平成ガールズカルチャー研究家のTajimaxさんが解説します。
クリスマスプレゼントの定番
クリスマスの時期が徐々に近づいてくると、情報誌やファッション誌であふれるのが「クリスマスのデート特集」。
流行(はや)りのデートスポットや過ごし方の提案など、カップルや恋愛が順調に進んでいる人たちにとって欠かせない情報源です。
2020年は「withコロナ」で過ごす初めての冬になり、過ごし方もだいぶ変わるものと思われます。
今回は90年代に流行ったペアアクセサリーと共に、現代のカップルのコミュニケーションについて考えたいと思います。
90年代にペアアクセが流行した背景
現代では「匂わせ」なんていう、Instagram(インスタ)などSNSでパートナーがいることをほのめかす意味の言葉が生まれましたが、90年代は主にペアアクセサリーが立派な「匂わせ」ツールでした。
90年代後半、カルティエのブレスレット「ラブブレス」を筆頭に、ティファニーのアトラスシリーズ、GUCCIのIDドッグタグ、クロムハーツなど、ハイブランドをメインにカップルの人気ペアアクセサリーとして流行しました。
90年代初頭のバブル期からさまざまなデートスポットの名所が東京に生まれたこともあり、当時は総じて「デートスポット」が注目されていた時代。都内のおしゃれなスポットへ出かけるのが恋人たちの定番でした。
一方、カップルにまつわるテーマで言えばペアアクセサリーブームとそれによる「匂わせ感」もこの時代の特筆すべき事象だったと筆者は感じます。
しかし、なぜここまで流行ったのでしょう?
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