もっと自慢すべき? 清潔&便利な東京の「駅トイレ」は世界に誇れる存在だ
2020年9月28日
知る!TOKYO東京の駅トイレは多くの人が利用するにも関わらず、いつも清潔に保たれています。そこまでの道のりには先人の苦労がありました。ルポライターの昼間たかしさんが解説します。
街並みはきれいでもトイレは微妙な国は多い
東京が日本全国どころか、世界に誇れること――。そのひとつに、公衆トイレがとてもきれいなことがあります。
世界の国を巡ると、その価値がよくわかります。有名国の有名都市でも安心して便座に座れるトイレや、紙を簡単に流せるトイレに出会うことはあまりありません。
ヨーロッパでは便座がないトイレがざらで、初めはどうすればよいのか迷ってしまいます。またアジア圏では、使った紙を便器の横のくずかごに捨てるトイレもまだ少なくないのです。
日本ではとりわけ、毎日多くの人が利用する鉄道駅のトイレの優秀さが目立ちます。
発展著しいアジアの国々を回っているとまだ開発が追いついていないのか、駅のターミナルは輝いているのに、傍らにあるトイレに入ったら溝と穴だけ、なんてところもまだまだ。
ヨーロッパも街角は彫刻やら何やらで美しいのですが、トイレは……が当たり前。それらと比べると、日本の公衆トイレはもはや「御殿」と言っても大げさではないでしょう。
そんな日本の鉄道駅のトイレですが、誰もが安心して使えるようになるまでは多くの人たちの努力がありました。
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