あなたが思い浮かべる「これぞ東京」という景色・建物は何ですか?
2020年12月17日
知る!TOKYO約40年前に東京都が行った「新東京百景」。その名の通り、都内のさまざまな風景を選定する取り組みです。そんな新東京百景について、フリーライターの出島造さんが解説します。
都内計100か所の風景を選定
いきなりですが、皆さんが思い浮かべる「これぞ東京」という景色は何でしょうか。湾岸タワマンエリアのような近未来的な情景、もしくは上野公園のような古くからにぎわう場所、東京タワーのような東京の発展を象徴する歴史的建造物など、さまざまでしょう。
そんな東京を象徴する風景を選定する試みが、かつて行われたことがありました。1982(昭和57)年10月に、都民の日(毎年10月1日)制定30周年を記念して行われた「新東京百景」です。

選ばれたのは区部から56か所、多摩から33か所、島しょ部から11か所の計100か所で、誰もが納得する東京の風景。1番目の二重橋と皇居外苑(がいえん)に始まり、千鳥ヶ淵から日比谷、東京駅と丸の内ビル街、大井埠頭(ふとう)中央海浜公園とモノレール、石神井公園と三宝寺池、志木街道のけやき並木、奥多摩湖、三原山など各地域から満遍なく選ばれました。

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