女性に嬉しいトイレ改革!上野駅は「美術館風」 東京メトロ各駅で進むテーマ化と美化
2019年2月6日
知る!TOKYO東京メトロでは、トイレの美観や利便性、快適性の向上のため、これまでの駅トイレのイメージを払拭する、「トイレ改革」ともいえる改修に着手しています。パウダーコーナーの増設や、温水洗浄便座への付け替え、駅テーマに合わせておしゃれな空間に全面改装するなど、女性にとって嬉しい変革といえます。
東京メトロで進む駅トイレの快適性、利便性、美化向上プラン
駅構内の女性用トイレ。あまりクリーンでない、お化粧直しに使いづらい、温水洗浄便座やハンドドライなどの設備がない。そんな印象を持っている女性も少なくないことでしょう。
しかし、東京メトロのトイレがこれらのイメージから脱却するものに変わりつつあります。

まず、女性に嬉しいパウダーコーナーの設置増。手荷物や化粧ポーチなどを置く台が設けられ、鏡との距離も近く、お化粧直しを中断して手洗いの人に場所を譲る必要がありません。パウダーコーナーは、女性にとってトイレの使い勝手をぐっと高めてくれる存在です。
東京メトロによると、「女性用トイレにおいて、パウダーコーナーの分離の必要性は高いと考え、各駅、スペースが取れる場所は、パウダーコーナーの設置を行っています。スペースの取れないトイレについては、今後、大規模改修が行われる際に取り付けられる予定です。トイレの大規模改修を行った駅では、ゆったりとした、広めのパウダーコーナーを設けている場所もあります」といいます。
広めのパウダーコーナーは、現状、副都心線の池袋駅と大手町駅に設けられています。デザインも、これまでの駅トイレのイメージとは一線を画すスタイリッシュさです。

池袋や大手町ほど広くなくも、洒落たパウダーコーナーが設置されている駅もあります。東京メトロは、「駅の大規模改修の際に、その街に合ったテーマを設けて駅構内をデザインしています。トイレもテーマに沿ってデザインされるので、パウダーコーナーも洒落た空間になりました」と話します。トイレにテーマを導入?と一瞬、耳を疑いましたが、それはまさに「トイレ革命」と言いたくなるものでした。
まず、銀座線上野駅。上野には美術館が多いことから、設けたテーマは「美術館のある街」。トイレもそのテーマをもとに、鏡を美術館の絵画風にして配置しています。パウダーコーナーのミラーライトも顔が明るく見えるような工夫がなされているという凝りようです。


千代田線大手町駅は、駅のコンセプトが「凛とした駅」。トイレは、大人シックなデザイナーズホテルのようです。


副都心線新宿三丁目の駅コンセプトは、「光の帯×内藤新宿(ないとうしんじゅく)」です。
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