東京「月収7万円」生活 食事はカップ麺ばかりと思いきや、実はビタミン豊富で健康体になりました【連載】大原扁理のトーキョー知恵の和(9)
2020年8月9日
ライフ何とは言えないのだけど何となく息苦しい。そんな気持ちでいる人へ、東京で週休5日・年収90万円台という「隠居生活」を実践した大原扁理さんに生き方のヒントを尋ねる企画「トーキョー知恵の和」。今回のテーマは「東京と『玄米菜食』」です。
月収7万円でも無農薬「玄米菜食」生活
手持ちのお金が少ないとき、支出を抑えるために削りがちな項目のひとつに「食費」があります。でも、偏った食事ばかりが続くことは心にも体にも決してよくありません。東京で週休5日・年収90万円台という「隠居生活」を実践した大原扁理(おおはら へんり)さんは、どんな食生活を送っていたのでしょう。(構成:ULM編集部)
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玄米菜食と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか。「手間ひまかかる伝統的な和食」っていう感じで、作るのが大変そう……私も昔はそう思っていたんですが、実際やってみるとめちゃくちゃラクで、ズボラな私にぴったりだったんです。
私は25歳から6年間、東京都下(多摩地区)で隠居生活をしていました。その間の経済事情はといえば、週に2日だけ生活費のために働き、毎月の収入7~8万円内でやりくりする、という感じ。
大したものを食べてないだろう、と思われるかもしれませんが、定番メニューは無農薬玄米に、旬の有機野菜の手作り浅漬け、そして自家製ノビルみそで作るおみおつけ。低所得のわりにはけっこういいものを食べていたと思います。

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