クレカから「QRコード決済」に変更したら消えた私の3つの不安
「めんどくさそう」というイメージが変化 増税が始まり、キャッシュレス決済を利用する人が増えています。あなたはキャッシュレス決済の中で、どのサービスを利用していますか? 少し前のデータですが2018年に日経BP社(港区虎ノ門)と日本経済新聞社(千代田区大手町)が全国1万人を対象にキャッシュレス決済比率を調査したところ、東京都のキャッシュレス決済利用額比率は48.44%(コンビニやスーパーなど店頭での決済に限る)。また都内でキャッシュレス決済の中でも「QRコード決済を大変利用したい/まぁ利用したい」と答えたのは8.9%でした。 QR決済のイメージ(画像:写真AC) QRコード決済というと「めんどくさそう」「安全面や使い過ぎが不安」というイメージがあります。しかし筆者はQRコード決済を利用することで、意外にもクレジットカードで感じていた3つの不安が減りました。 今回はQRコード決済の利便性と安全性を高める使い方と、東京で利用できる場所について書きます。 先払いで家計管理もラクチン先払いで家計管理もラクチン 長年クレジットカードを利用していた筆者でしたが、 ・翌月以降の支払いで使い過ぎてしまう ・クレジットカードを紛失する不安 ・利用金額が曖昧になる という3つの不安を感じていました。QRコード決済は難しいイメージがあったなか、重い腰を上げてPayPayとLINE Payの利用をスタート。 QR決済のイメージ(画像:写真AC) QRコード決済を利用して一番驚いたのは、「使い方が想像以上に簡単」なこと。基本的にはアプリを開いてコードを出し、お店の人に読みとってもらって終了。こちらが店頭のQRコードを読み取り、金額を入力して支払いをタップし、その画面を店員さんに見せる方法もあります。 「翌月以降の支払いで使い過ぎてしまう」という不安、また「QRコード決済は安全面が不安」という2点を拭い去るため、銀行口座は登録せずチャージをするように。これなら先払いなので安心です。チャージはコンビニの現金自動預払機(ATM)で可能なため、「2週間に1回〇〇円入れる」と決めれば、家計管理もできます。 「クレジットカードは利用金額をメモしなければならない」と家計管理に不安を感じていましたが、QRコード決済は1か月いくら使ったかアプリで確認できます。筆者は家計管理のため、「食費と日用品は必ずPayPayを利用」と決めました。 クレジットカードはなくしてしまうこともあったため、カードを持ち歩かなくて良くなったこともプラスでした。カードよりスマホの方が大きいので、紛失しにくいでしょう。ただしスマホにはパスコードを登録し、LINE PayやPayPay利用の際もパスコードや指紋認証を利用しています。 東京で利用できるQRコード決済東京で利用できるQRコード決済 いざ日常生活で使い始めると、「楽だし、アプリで利用金額の管理もできるからできるだけキャッシュレス決済にしたい」と思うように。現在はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなど日常的に利用できるので、自分がよく使うお店で利用できるQRコード決済を選ぶといいでしょう。 利用店舗の変化で大きかったのは、某百均店は筆者の住むエリアではクレジットカードの利用が負荷でしたが、PayPayは利用できることでした。これで百均での利用も、家計管理に入れられます。 QR決済のイメージ(画像:写真AC) 東京ではほかにも、上野動物園でQRコード決済の実証実験をスタートさせています。2021年3月まで実験し、利用状況を踏まえて他の都立施設への導入も検討されるのこと。今後ますます広がりを見せるQRコード決済。皆さんも2020年こそ、利用してみてはいかがでしょうか。
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