1988年発売「ドラクエ3」の衝撃 買うために「ずる休み」生徒続出、しまいには国家権力すら動かした
2020年7月21日
ライフ新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増え、再び注目を集めている家庭用ゲーム機。創生期に一大ブームを巻き起こした「ドラクエ3」の記憶を、20世紀研究家の星野正子さんがたどります。
再び活況を帯びる家庭用ゲーム機
新型コロナウイルスの感染者の数は、再び上昇傾向です。GoToキャンペーンも「東京在住者は除外」となることになりましたし、いま近場であっても出掛けたら、感染リスクにおびえながらとなってなかなか楽しめないかもしれません。
季節は夏本番ですが、この夏の東京は家でゆっくり過ごすというのもひとつの選択肢のように思います。
家でゆっくりと過ごす方法といえば、やはりテレビゲームではないでしょうか。2020年3月にコロナの感染者が急増したイタリアでは、プッリャ州バーリの市長が自ら、外を出歩いている若者に向かって「家帰ってプレステでもしてろ!」と説教をして話題になりました。
スマートフォンの普及でゲーム機は以前ほど売れていないともいわれる数年が続いてきましたが、コロナ禍でゲーム業界は好調です。

同年3月に任天堂(京都市)が発売したニンテンドースイッチの『あつまれ どうぶつの森』は、発売6週間のうちに全世界で計1300万本を売り上げ、スイッチで最も売れたタイトルになっています。
ソニー・プレイステーション4(PS4)でも、同年4月にスクウェア・エニックス(新宿区新宿)が発売した『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、発売後3日で世界で計350万本を売り上げています。
家庭用ゲーム機のみならず、パソコンやスマホで無数の面白いゲームが見つけられる時代です。とりわけパソコンではPCゲームのプラットホーム「Steam」の普及とともに、あんまり話題になっていないものの、面白いゲームが次々と見つけられます。
おすすめ

New Article
新着記事
Weekly Ranking
ランキング
- 知る!
TOKYO - お出かけ
- ライフ
- オリジナル
漫画