年齢超えた「女装男子」増加中 彼らはなぜ女装するのか、そしてなぜ増えているのか
2020年6月14日
ライフ「女装男子」が注目を集めています。テレビやネットで取り上げられているほか、2020年7月には「女装セット」のサブスクサービスまで登場。なぜ今? 関係者のふたりに話を聞きました。
なぜ女装男子がブームなのか
男性が女性の格好をする女装。近年では「女装男子」という呼び名も生まれ、テレビやネットでたびたび目にするようになりました。
マツコ・デラックスさんやIKKOさん、はるな愛さんら、2000年代後半以降テレビで引っ張りだこになったいわゆる「オネエキャラ」たちの奮闘が大きな転機をもたらし、最近では20代前後の若い男性が、より気軽にエンターテインメントのひとつとして女装を楽しんでいる様子。

バラエティー番組はもちろん、ドラマでも。例えば2019年4月期に放送された日本テレビ系「俺のスカート、どこ行った?」は、主演の古田新太さんだけでなくジャニーズの人気若手メンバーらが女装姿を披露。SNS上では視聴者たちが、
「女の私よりきれい……」
「全く違和感ない」
「なんか楽しそうだな女装」
などと大いに盛り上がりました。
なぜ今オープンになったのか
かつて女装やそれに連なるジェンダー(社会的性差)の話題は、少なからず社会から直視されずにきた問題でした。
それが一転、現状のようにオープンかつ気取らない扱いへと変化し、愛好家が続々と増えているといわれるのはなぜなのでしょう。
2020年7月1日(水)からは「女装サブスク」なるサブスクリプション(定額課金。以下、サブスク)サービスまでスタートするとのこと。毎月、自宅に女装セットが配送されて、動画で学びながら女装を始められるのが売りだといいます。
同サービスを始めるのは、新宿2丁目で女装バーなどを運営するUNI(新宿区新宿)。代表の亀井有希さんに話を聞いてみました。
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