【大森・台場】もうレトロ?東京の「平成レトロ」が堪能できる場所で懐かしいモノたちと待ち合わせ

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【大森・台場】もうレトロ?東京の「平成レトロ」が堪能できる場所で懐かしいモノたちと待ち合わせ

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日野京子

エデュケーショナルライター

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平成初期の文化や流行は、インターネットはもちろんのこと、スマートフォンもない時代を反映したアナログでカラフルなものでした。平成生まれの若い世代からすれば、幼い頃の写真でしか見たことのない未知の世界です。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんが、今「平成レトロ」を感じられる場所をご紹介します。

 若い世代のハートをつかんでいる「レトロ」。一口にレトロと言っても、大正ロマンや昭和レトロなど、さまざまなジャンルが確立されています。その中でも注目を集めているのが平成レトロです。

 平成から令和に元号が変わったのが2019年5月1日。GWが10連休だったこの年は大いに盛り上がり、遠出した方も多いはずです。あれから4年が経ちますが、すでに平成がレトロ扱いになっているのはなぜなのでしょうか。

 今回は、若い世代に人気となっている平成レトロをフィーチャーしたイベントをご紹介していきます。

平成ギャル文化の中心・渋谷では、バブル崩壊後に世相を反映して強いバイタリティを持つカリスマが台頭し、95年以降のインターネット普及前後には雑誌が強い影響力を持っていた。元気が出るようなカラフルなファッションやカスタマイズする文化が流行(画像:photoAC)



平成がレトロ扱いになるワケ

 すっかりレトロ扱いされている平成。つい最近まで平成という感覚ですが、その30年間のうち1989年~1990年代半ばの平成初期は、バブル経済から崩壊と目まぐるしく時代が変化した時代。

 当時流行を引っ張っていったのは、女子高生たちでした。アムラーなどに代表される彼女たちのファッションスタイルは、コギャル文化と呼ばれ一大ムーブメントになりました。インターネットや携帯電話といったサービスが広まる直前のこの時代、コミュニケーションの手段は家の固定電話や公衆電話、そしてポケベル。今の若い世代にとっては未経験の世界です。

1996年が契約台数のピーク。20代だと名前は聞いたことがあっても使ったことはないポケベル。公衆電話から送られた数字を受信する(画像:photoAC)

 今思うと、まるでスパイ映画の暗号のように数字の語呂合わせや略語を送りあう連絡手段だったポケベルは、今のスマホのような存在でした。メッセージを送るため、公衆電話は連日大行列という光景も見られました。

 携帯電話でも写真が撮れるようになるまで中高生の修学旅行の必需品だった使い切りカメラ「写ルンです」も、スーパーやコンビニ、専用の自動販売機で販売されていたほどです。

 平成の中でも今とは違う平成初期は、コミュニケーション手段の激しい変遷を経て、昭和と同じように「レトロ」と懐かしみ、若い世代が新鮮さを感じる時代となっているのです。

コギャルの聖地「SHIBUYA 109」。2019年にはロゴマークが変更された(画像:photoAC)

●【大森】時代の変遷を感じるしながわ水族館の「エモいぞ!! レトロ展」

 そんな平成に注目したイベントが都内で行われています。平成3年にオープンした大森の「しながわ水族館」では、春の季節展示「エモいぞ!! レトロ展」が5月7日(日)まで開催中。

 「昭和の街並み」「昭和の部屋」「平成の部屋」の3つのコーナーを設け、昭和、平成にブームとなった魚やクラゲなど約15種200点の水生生物の水槽に当時の雰囲気を再現した装飾を施して展示しています。

魚の世界にも流行がある(画像:品川区ホームページより引用)

 また、水族館の人気アトラクション、イルカショーやアシカショーでは80年代や90年代の懐かしのヒットソングに乗せたショーが行われます。
 
 平成初期にオープンした水族館でレトロな世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

先日公式サイトなどがリニューアルされSNSで話題に(画像:品川区ホームページより引用)
イベント期間限定のグッズも。ウーパールーパーがかわいい(画像:株式会社サンシャインエンタプライズ)

●【お台場】平成スイーツ大集合のアフタヌーンティー

 時代時代に流行したスイーツがあります。平成を代表するスイーツと言えば、ティラミスやナタデココ、シナモンロール。そういった時代を彩る懐かしのスイーツをメインにしたアフタヌーンティーが開催されています。

ヒルトン東京お台場のレストラン「シースケープ テラス・ダイニング」と「グリロジー バー&グリル」では、「平成レトロアフタヌーンティー&ハイティー」が5月31日(水)まで開催中です。

「レトロ」と書かれた抹茶のティラミスや、ナタデココを使ったパフェ、チェリーパイ、シナモンロール、エッグタルトと平成のトレンドスイーツが勢ぞろい!(画像:ヒルトン東京お台場プレスリリースより)

 ポップでかわいらしいスイーツは、控えめな色が流行している令和とはちょっと違っていて新鮮です。

 平日限定のハイティーはディナーとしても利用でき、平成人気スイーツのパンナコッタやクリームブリュレをアレンジしたセイボリーメニューがラインアップしています。

平日限定のハイティーではミニローストビーフスライダー、季節野菜のクレームブリュレ、、カリフラワーのパンナコッタ、しっとりチキン 塩レモン添えなど、軽めのディナーとして楽しめるメニューがそろう(画像:ヒルトン東京お台場プレスリリースより)

 アフタヌーンティーやハイティーで、毎年のように流行りのスイーツが登場した平成期に思いをはせてみるのもいいですね。

ナタデココとヨーグルトのパルフェ、チェリーパイ(画像:ヒルトン東京お台場プレスリリースより)

近いけど遠い平成レトロ

 平成レトロという言葉を耳にすると、「そんなにレトロ?」と思ってしまいますが、初期の文化や流行は、インターネットはもちろんのこと、スマートフォンもない時代。平成生まれの若い世代からすれば「未知の世界」です。

 近くて遠い平成レトロの世界を体験しに出かけてみてはいかがでしょうか?

しながわ水族館のドルフィンカフェでは5月7日(日)までの期間限定で「にじいろクリームソーダ&チェリー」(各680円)、「昔なつかしい焼きそば雲パンサンド」(580円)を提供中(画像:株式会社サンシャインエンタプライズ)

■春の特別展「エモいぞ!! レトロ展」
開催期間:開催中~2023年5月7日(日)
開催場所:しながわ水族館
住所:東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内
TEL:03-3762-3433
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30分まで)
休館日:毎週火曜日、1月1日(春休み、ゴールデンウィーク、夏休みは営業) 
入館料:大人1,350円/シルバー(65歳以上)1,200円/小・中学生600円/幼児(4歳以上)300円
アクセス:京浜急行 大森海岸駅より徒歩8分
JR京浜東北線 大森駅より徒歩15分
JR大井町駅より無料送迎バスで15分

■平成レトロアフタヌーンティー&ハイティー
開催場所:シースケープ テラス・ダイニング、グリロジー バー&グリル
住所:東京都港区台場1-9-1 ヒルトン東京お台場2F
TEL:03-5500-5580
営業時間: 【アフタヌーンティー】13:30~15:30(120分制)
【ハイティー】17:30~19:00/19:30~21:00 (90分制)※平日のみ開催
アクセス:新交通ゆりかもめ 台場駅直結
りんかい線 東京テレポート駅より徒歩10分
※予約やプランの詳細については公式サイトをご確認ください

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