猫は鳴き声ひとつとっても個性的でかわいいことが証明された漫画「プルル~」「ぐるぐる~」「ホルルル~」
ゆるかわいい猫の絵が人気の漫画家・佐久間薫さんが、3匹の飼い猫と夫との騒々しい日常を描きます。
鳴き方さまざま。プルル~、ぐるぐる、ホルルル、ク~。
佐久間薫さんは、東京23区の北西エリアに住む漫画家です。夫と猫3匹(黒丸・白丸・茶丸)との気ままな暮らしを紹介するアーバンライフ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「猫の鳴き方はいろいろ」です。

――佐久間さん、今回の作品を作った背景を教えてください。
黒さん(黒丸)の特徴のひとつなので、みなさんにお知らせしたくて描きました。
――「プルル~」という猫の鳴き声は、今まで聞いたことがありませんでした。黒丸の声はまさに「プルル~」といった感じなのでしょうか。
私にはそう聞こえますが、ちびマリオがきのこを取って大きくなる音にも近いです。
――ジャンプで飛び降りるときに漏れる「プルッ」の声、猫も人間と同じような場面で何かをしゃべっているのですね。
気合ですね。
――白丸がのどを鳴らす「ぶんぐる ぶんぐる」という音など、佐久間さんが表現する猫のオノマトペは独特なものが多いように感じます。
人によって聞こえ方が違うんですよね。いろんな猫まんがを読むとそれぞれオノマトペが違っていて面白いですよ。もちろん猫にもよると思いますけど。
――これまでに聞いた、猫たちの独特のオノマトペはほかにもありますか。
黒さんの念のこもった「ぬお~ん」ですね。あと茶丸は捕らえられて不満なときはハトのように「ホルルル」ということがあります。また、以前いた熊吉という猫は「ク~」とよく鳴きました。
――3コマめを見るに、茶丸はどちらかというとあまり鳴かないのでしょうか。
確かに、茶丸はほとんど鳴きませんね。子どもの頃は「キュー」と鳴いてましたけど。
――佐久間さんは普段、人間の言葉で猫たちに話しかけているのでしょうか。
はい、でも何も返って来ません。が、それでいいのです。
――最近、気疲れで泣きたい気分だという人間の大人たちにひと言お願いします。
泣いておいしいものを食べましょう。おにぎりとあったかいおみそ汁はどうでしょうか!
――漫画の読者にひと言お願いします。
自粛で遠出ができない今、近所を散歩して雑草の名前を覚えることがマイブームです。木やコケも合わせると膨大でいくら時間があっても足りないくらいです。みなさんもいかがでしょうか。

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