東京の中心で自分再発見? 日本初「瞑想専用スタジオ」が東京人に伝えたいこととは

2018年11月18日

お出かけ
ULM編集部

2018年6月に新宿にオープンした瞑想専用スタジオ「muon」。その中では何が行われているのでしょうか。記者が実際に体験してきました。


ゆっくりと呼吸を繰り返し、心を整理する

 暗闇の空間に黄色く、ぼんやりと光るいくつもの柱―――。皆さんはこの画像を見て、どのようなことを想像しますか?

手前の柱には、木の断面らしき模様が見える(2018年10月1日、國吉真樹撮影)

 この空間には、ヒーリングミュージックをバックに女性の声が流れ続けています。その中であぐらをかいて座っているTシャツ姿の記者。その右腕の表面を撫でるように、ひんやりとした風が過ぎ去っていきます。

「鼻から一息、息を吸って……鼻からゆっくりと吐き出します……もう一息深く、吸って……吐いて……呼吸とともに、今の自分の中にある考え事や感情をいったん手放してみましょう……」

 声に従い、ゆっくりと繰り返される呼吸。目線は30cmほど先に立った柱に向けられています。時間の経過に比例するように、しだいに光の中に吸い込まれそうな感覚に陥ります。ふたたび流れる女性の声。

「準備ができたら目を閉じて、自分自身に注意を向けましょう……」

 目を閉じて、無心になろうと試む記者。それと同時に、日々ため込んだ雑念妄念が湧いてきます。また、それから逃れようと無心になろう、無心になろうと自分に言い聞かせます。

 そんな葛藤を30分ほど繰り返したころでしょうか、まぶたの向こうが明るくなったのを感じました。記者の左斜め前、数メートル先で同じくあぐらをかいていた女性が、ささやくような声でこう言いました。

「お疲れさまでした。以上でセッションは終了です」

30分の瞑想を体験した空間(2018年10月1日、國吉真樹撮影)

 少し明るくなった空間。柱は先ほどと同じように光り続け、赤茶色の床にはその光がぼんやりと映し出されています。空間にはいくつものクッションが置かれています。

 立ち上がって空間を出た先にある部屋。その中央には和テイストの畳をあしらった縁台、脇にはロッカーが置かれています。受付にはふたりの女性の姿が。

瞑想スタジオを出た先にある部屋の様子(2018年10月1日、國吉真樹撮影)

 縁台に座り、約30分間の記憶を手繰り寄せる記者に、短く刈り込んだ黒髪の中年男性が笑顔で声をかけてきました。鍛えられた肉体が印象的です。

「マインドフルネス体験、いかがでした?」

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