宇宙船の中みたい……幻想的な“クラゲ水族館”にSNSうっとり「すごく癒やされます」
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。残暑の続く東京にいっときの“涼” 長雨がやんで残暑が戻った8月の東京。晩夏の日々にいっときの涼をもたらす画像がツイッターに投稿されて、ユーザーたちの人気を集めています。 撮影・投稿しているのは あき(@akira1027_photo)さん。東京をはじめ全国各地の「水族館」を訪れ、水中の生き物や水族館という空間そのものの魅力を発信しています。 独特の魅力 水族館のクラゲコーナー 2021年8月18日(水)に投稿したのは「空間で楽しむ水族館のクラゲエリア」と題した4枚です。 すみだ水族館のクラゲ展示コーナー(画像:あきさんのツイート) それぞれ すみだ水族館(墨田区押上)、マクセルアクアパーク品川(港区高輪)、新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)、京都水族館(京都市)のクラゲ展示コーナーを写した写真は、館内でもひときわ照明の落とされた一角で、まるで宇宙船の船内のような雰囲気をかもす独特の幻想空間。 フォロワーたちからは5600件超の いいね とともに(2021年8月22日11時現在)、 「これはすごく癒やされます」 「見てるだけでわくわくする」 「行ってみたいなあ」 「クラゲを見ていると本当に落ち着きますね」 といった声が寄せられています。 水族館に魅せられて 全国各地で撮影水族館に魅せられて 全国各地で撮影 東京在住の会社員。仕事のかたわら多いときには週に4回、新型コロナ禍の2021年8月現在は週1回程度、全国へと足を運んで生き物たちのみずみずしい表情や水面の美しい波紋、水中の躍動を撮り続けています。 あきさんが水族館の撮影を始めたのは2017年のこと。 「もともと水族館で生き物を見たり、ぼーっと大きな水槽を眺めたりするのが好きで、その大好きな空間をきれいに撮りたいと思ったのがきっかけでした」 仕事などで疲れがたまったときには、自然と水族館へ足が向かうといいます。 今回、クラゲがいる空間を投稿テーマにした理由は、 「クラゲには癒やしの効果があると言われているので、それぞれの水族館のすてきな空間演出とともに見ていただき、コロナ禍で水族館へ行けない人もSNSを通して癒やされてもらえたら」 と思ったから。 水族館で一番好きな生き物は? クラゲ、マンタ、イワシの魚群、シャチなど、数々の生き物を捉えてきた あきさん。水族館で一番好きな生き物は何でしょうか? 「イルカが好きです。子どもの頃、水族館にハマったきっかけが、優雅に泳ぐ大きなジンベイザメやイルカの存在で、それから自分より大きな水中の生き物が好きになりました」 「多くの水族館で見られるカマイルカやバンドウイルカの、気持ちよさそうに泳ぐ姿がとても好きですね」 撮りためてきた作品は、これまでに複数の写真雑誌に掲載されたほか、水族館での撮影方法をレクチャーする企画の講師を務めることもあるのだとか。 最近では写真家、岡田裕介さんとの対談記事がウェブメディアで配信されるなど、着実に活動の場を広げていっています。 コロナが収束したら、ぜひ水族館へコロナが収束したら、ぜひ水族館へ 最後に、東京都内でおすすめの水族館を訪ねてみました。 「何を見たいかによって、おすすめは変わりますが、僕はマクセルアクアパーク品川が好きです」 マクセルアクアパーク品川は、JR品川駅の目の前(画像:(C)Google)「ここのイルカショーは日本一と言っても過言ではないほどクオリティーが高く、音響やライティングに合わせたショーが最高です」 「また、水中トンネルで見られるノコギリエイやナンヨウマンタも、とてもレアです。小さいノコギリエイ(ドワーフソーフィッシュ)の展示は、世界的にも極めて珍しいものです」 あきさんの解説を聞いた後に水族館を訪ねれば、これまでとはまた違った魅力を発見することができそうです。 新型コロナウイルスの感染拡大が収束したら、再びあの幻想空間を思いきり堪能したいと思わされる作品群なのでした。
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