本日開業「高輪ゲートウェイ駅」 最先端技術と「明朝体」問題が同居、未来は一体どうなる?
2020年3月14日
知る!TOKYO3月9日に報道公開された、約半世紀ぶりに誕生する山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の今後の課題について、フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。
ダイヤ改正の要因とは
JR各社が3月14日(土)、ダイヤ改正を実施します。
ダイヤ改正は社会状況・利用状況の変化に応じて鉄道の発着時刻を調整することを目的としています。
社会状況の変化とは、私たちの生活スタイルの変化、人口の増減によるものです。
ダイヤ改正が実施される要因はそれ以外にも、列車の運行速度向上、新駅の誕生といった要因があります。
東京という視点で今回のダイヤ改正を眺めると、目玉トピックは約半世紀ぶりに誕生する山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」(港区港南)の開業でしょう。

奇抜な駅名が発表された当初、「山手線らしくない」「駅名として長すぎる」といったネガティブな声が相次ぎました。
そうしたネガティブな声があふれても、JR東日本(渋谷区代々木)は決意をひるがえさず、開業に向けて着々と準備を進めました。
駅名が「明朝体」で話題に
そして3月9日(月)、JR東日本は高輪ゲートウェイ駅を報道公開。その様子はテレビや新聞、雑誌、インターネットなどでも広く伝えられています。
世間に高輪ゲートウェイ駅の映像が流れると、再びネガティブな意見が相次ぎました。
その理由は、駅の改札口に表示された「高輪ゲートウェイ駅」という文字が明朝(みんちょう)体で書かれていたからです。

明朝体はパソコンで作成されるビジネス文書や新聞・書籍などで広く使われている書体です。
一般的になじみのある書体ですが、鉄道駅でお目にかかることはまずありません。駅などの施設では、ゴシック体が主流です。

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