恋はゲレンデから? 何もかもが輝いていた バブル時代を彩ったスキーとゴルフの思い出
2020年3月1日
ライフバブル期に大人気だったスキーとゴルフ。そのふたつのスポーツが人気だった背景や男女の出会いなどについて、ルポライターの昼間たかしさんが解説します。
懐かしき「私をスキーに連れてって」の思い出
この記事を書くために、映画「私をスキーに連れてって」を久しぶりに鑑賞したのですが、なんて楽しい作品なのでしょうか――。
華やかだったバブル時代を象徴するような原田知世主演の映画で、公開されたのは1987(昭和62)年11月。
原田の相手役の商社マンを演じる三上博史は、会社が終わってから長野県の奥志賀まで車でスキーへ。仲間との通信手段がアマチュア無線なのは、時代を感じさせるポイントです。劇中に登場した、スキー場でも使えるキヤノンの黄色い防水カメラ「AS-6」もよく売れました。
現実でまねをしていた人がいるのかはわかりませんが、劇中で原田の「バーン」と指ピストルで打つジェスチャーは、今見ると楽しすぎます。松任谷由実の歌う「恋人はサンタクロース」とともに、気持ちの沈む季節にはぜひ観賞をオススメする作品です。

さて当時、この映画のような生活を味わっている人は本当にいたのでしょうか。結局は映画で描かれた幻想ではないのでしょうか――そう思って調べてみたところ、新聞記事に興味深い記載を見つけました。

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