カツカレーの原型、実は下町にあった? 浅草「河金」のかつ丼【連載】東京レッツラGOGO! マグロ飯(4)

都内散歩と食べ歩きにくわしいフリーライターの下関マグロさんが、都内一押しの「マグロ飯」を紹介します。


創業大正7年。浅草の裏路地にある老舗とんかつ店

 諸説ありますが、カツカレーの発祥は銀座にある「グリルスイス」だといわれています。

 常連客だった元読売ジャイアンツの故・千葉茂さん(1919年~2002年)の注文から生まれたというのがもっぱらです。何でも千葉さんはカレーライスもカツレツも好きで、よく両方を頼んでいました。特にカツレツは試合に「勝つ」とゲンを担いでいたそうです。

 あるとき、せっかちな千葉さんが「カレーライスにカツレツをのせてくれ」と言ったことからカツカレーが始まったといわれています。

「グリルスイス」のメニューには、その名もずばりの「千葉さんのカツカレー」があります。誕生したのは1948(昭和23)年とのこと。筆者(下関マグロ。食べ歩き評論家)もいただきましたが、かなりボリューミーでどこかしら懐かしい味でした。

 しかし今回ご紹介したいのは、メニュー名こそカツカレーではないものの、その原型ともいえる料理「河金丼」を出しているお店です。

河金丼(900円)。ご飯の上にキャベツの千切りがのり、その上にカツ。さらにカレーが掛けられている(画像:下関マグロ)

 それは、台東区浅草にある「とんかつ 河金 千束店」です。つくばエクスプレスの浅草駅から歩いて8分の、ちょっとわかりづらい路地裏にお店はあります。

 河金は1918(大正7)年、洋食の屋台として河野金太郎によって創業されました。河野金太郎だから短縮して「河金」なんですね。

お客の注文に応えて誕生したカツカレー


【画像】浅草のとんかつ屋「河金」の場所を見る

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