台東区「鶴の湯」はうわさ通り、露天風呂の薬湯がタマランチ会長だった【連載】TOKYO銭湯ザンブリコ(13)

ソーシャルディスタンスな散歩を満喫したら、街角の銭湯でザンブリコ――。散歩と銭湯巡りをこよなく愛するコラムニストの島本慶さんが、東京の魅力的なコースへとお連れします。第13回は、台東区区の浅草フランス座演芸場東洋館からスタートです。


近くには池波正太郎生誕地碑も

 実は私(島本慶)、音曲系の芸人というか「ペーソス」というグループをやっていて、浅草フランス座演芸場東洋館(台東区浅草)に奇数月の後半に出演させていただいております。

 アンタ何演ってるかって? 恥ずかしながらボーカルを担当しております。

 この日も東洋館の舞台が終わって、せっかくだからたまには銭湯に寄って帰ろうと思い、ちょいとブラブラ。

 以前よく行った蛇骨湯(2019年閉店)は今は無いし、天気もいいから散歩がてら花川戸を抜けて隅田川沿いに歩いてみました。

 いやぁ川沿いっていいっすよね。言問橋をすぎて、墨田公園も人が出てます。

 おぉっとスカイツリーが見えますなぁ! てなわけで、目指すは「鶴の湯」(同)さん。

 少し道に迷いながら歩いてっと、ん? 何々、池波正太郎さん生誕の地、なんて表示されてる碑も。ほーお、大正12年生まれか。

サウナは無料も、今は使えず

 何とかたどり着いて、ふと見上げるとこれが昔ながらの瓦屋根の銭湯ですよ。

台東区浅草にある銭湯「鶴の湯」の外観(画像:島本慶さん制作)

 入り口左にコインランドリーがあって、おぉっと今時珍しく灰皿が置いてあります。

 げた箱に靴を入れてフロントへ。

 え、サウナ無料! はいいけど、このご時世ですから利用できません。

 ふと見ると、フロントの前に黒いソファふたり掛けがふたつがくの字に置かれその前にテレビが。

 ふーんなんて思いつつ人の良さそな感じのいいお兄さんに470円を払い脱衣場へ。見渡すと、中央に洋風のテーブルが置いてあって今風ですな。

 てなわけで私、サクサクヌギヌギしてから洗い場へ。

 例によってカランを確保して、まずはシャワーで頭をザックリぬらしてから、持参のせっけんで体を洗います。最近は足の指を1本1本念入りに洗うようにしております。

 何となく足の指をマッサージすると調子がいいってことに気づいたからです。

評判がいいわけがわかった


【地図】今回登場した銭湯をチェックする

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