俺の味を変えるな――閉店から12年「東池袋大勝軒」の魂は今も脈々と息づいている

2007年3月に閉店した、伝説のラーメン店「東池袋大勝軒」。フリーライターの下関マグロさんがその思い出と、受け継がれた創業者の思いについてつづります。


初めて食べた大勝軒のつけ麺

 2006(平成18)年12月25日(月)、筆者(下関マグロ。フリーライター)は記事を書くためにラーメン店「東池袋大勝軒」の長い行列に並んでいました。2007年3月20日(火)に再開発のため店を閉めるというので、編集担当のE君とやってきたのです。

昔懐かしい店舗をぐるりと囲むように行列ができていた(画像:下関マグロ)

 実は大勝軒でつけ麺をいただくのはこの日が初めて。E君からつけ麺の記事を書きましょうと言われていたのですが、個人的にはあまり好きじゃないので先送りになっていたのです。

 しかし有名店が閉店するというので、一度くらい食べておくかとやってきました。年が明けて閉店が近づくに連れ、行列は大変な長さになっていたようですが、この日はいつもより少し長いくらいの行列だとE君は教えてくれました。行列は、昔ながらの店舗を取り囲むようにできていました。

多くの店を残した創業者の山岸さん

 つけ麺(東池袋大勝軒では「特製もりそば」と呼んでいました)をいただきます。つるつるの麺が魚介系のつけだれにからんで、たまらなくおいしかったですねぇ。これまでつけ麺が苦手だと思い込んでいたのは何だったんだと、ショックを受けました。

赤いテントに店名とともに「特製もりそば」という文字が見える(画像:下関マグロ)

 その後お店は閉店し、残念ながら創業者の山岸一雄さんは2015年4月1日(水)に亡くなりました。彼は多くの弟子を育てて、のれん分けも許しました。そういう意味では、山岸さんは亡くなりましたが多くのお店を残したと言えます。

山岸大勝軒が残した意外なもの


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