8割以上の働くママが「長期休みの家事育児、平日よりも大変」と回答、宿題アシストサービス欲しいの声も

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8割以上の働くママが「長期休みの家事育児、平日よりも大変」と回答、宿題アシストサービス欲しいの声も

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ナスタが働くママを対象に行った「長期休みに関する意識調査」で、約8割以上が平日よりも長期休みに家事育児の大変さを感じていることがわかりました。

「子供の宿題を見てくれるサービス」欲しい

 建築金物事業などを手掛けるナスタ(港区新橋)が30代から50代までの家事・育児をしながら働く女性1000人を対象に行った「長期休みに関する意識調査」で、約8割以上が平日よりも長期休みに家事育児の大変さを感じていることがわかりました。

子どもを連れた長期休みの働くママのイメージ(画像:写真AC)



 調査は2019年7月17日(水)から19日(金)まで行われ、対象の内訳は30代438人、40代552人、50代10人です。

「お子さまが長期休み期間中のあなたの家事・育児は、普段より大変ですか」の問いに、81.3%の人が、普段よりも長期休みに入る方が家事育児が大変(「大変」と「少し大変」の合計)と回答。働くママたちの大半が、平日よりも長期休みでの家事育児の方がかえって大変だと感じていることが分かりました。

 また、長期休みでの困りごとの1位は「毎日の三食の準備」(66.4%)で、次いで「お出かけなど出費がかさむ」(51.9%)、「自分の時間が持てない」(46.8%)となりました。

 長期休みに欲しい子育て支援サービスについては「子供の宿題を見てくれる」(38.4%)が1位で、「食事を作ってくれる」(33.7%)、3位は「子供と一緒に遊んでくれる」(29.6%)と続きました。

長期休みの「ほっこりエピソード」も

 続いて、これまでの夏休みで起きた「珍事件」について、

「お子さまが長期休み期間中のあなたの家事・育児は、普段より大変ですか」に対する回答(画像:ナスタ)

・子どもと一緒にプールに行って、気付いたら夫が熱中症で意識朦朧になっていた(40代)
・張りきった夫が足を滑らせて手のひらを切り、縫う羽目に(30代)
・(子どもが)夜遅くなってしまったら、家のリビングで砂団子を作っていた(40代)
・(子どもが)部屋にお菓子をばらまいて遊んでいた(30代女性)
・(子どもが)化粧品を勝手に使ってお化粧してお化けみたいになっていた(30代)

という回答も。そのほかにも、長期休みに見られた「子どもの成長」について、

・安全なIHコンロに変えて、仕事から帰ったら卵焼きを焼いてダシが入っていないみそ汁を作ってくれていた(40代)
・祖父母のお世話をしている。祖父母にバスの乗り方を教えていた(40代)
・自分たちでホットケーキを作るなど、自分のことが出来るようになっていた(30代)

などのほっこりエピソードも。

 調査を行ったナスタは今回の結果を受けて、

「働くママたちにとって子どもの長期休みにはさまざまな困りごとが発生していることがわかりました。理想とする連休の過ごし方として、家族との時間を持ちつつ自分に充てられる時間も大切にしたいという方が多く、家事育児と仕事との両立における女性のライフスタイルに理解を持ち、会社も支援していくことが、働き方改革においても大切なことと考えます」

とのコメントを寄せています。

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