東京でマンション買うなら「中古リノベーション」――は今後の主流となりえるか
2020年2月18日
ライフもし東京でマンションを買うなら、新築がいいですか? 中古がいいですか? 今、「中古マンションを買ってリノベーションする」という選択肢が、働き世代に少しずつ広がっているようです。
新築……供給件数が頭打ち、でも価格は高止まり
東京を中心とする首都圏のマンション事情に今、じわり地殻変動が起きているようです。

かつて2000年代初頭には年間10万戸前後の供給があった首都圏の新築マンション。それが2019年には一気に3万戸ほどにまで落ち込みました。わずか6年前(2013年)の約5万6000戸と比べて、半数近い件数です。
都心部での用地取得が困難になってきていることなどを背景に、前年(2018年)比で見ても15.9%減。にもかかわらず「月間契約率」は、採算ラインとされる70%を大きく下回る状況が続いているのです。これは、6000万円前後で高止まりする物件価格を消費者が嫌ってのことと言えるかもしれません。
中古……今後、魅力的な物件が出回る期待感
一方で堅調な推移を見せているのが、中古マンションの成約件数です。2016年以降、4年連続で新築の供給戸数を上回り、2019年には初めて7000戸近く水をあけました。

供給戸数の頭打ちと価格高止まりが予想される新築に対して、今後もストック増加が見込まれる中古マンション。今後、首都圏のマンション市場において中古購入は主流な選択肢となっていくのかもしれません。
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