街なかに毎日立ち続ける不思議なおばあさんを描いた漫画「もはや、都会の癒しスポット」

東京在住15年のどらミーさんは、元「引っ越しマニア」のイラストレーターです。さまざまな街を見てきたその感性で、日々の生活が生みだす「ちょっとした驚きや喜び」を描いています。今回は、街角に毎朝立ち続けるおばあさんのお話です。


日傘を持ち、静かにたたずむおばあさん

 どらミーさん(ペンネーム)は東京在住15年のイラストレーターで、普段はビジネス雑誌のマンガなどを手掛けています。現在は「比較的都心」に住んでいますが、かつては都内のさまざまな街を巡ったという、自称「引っ越しマニア」。そんなどらミーさんの最近のお気に入りは、郊外にある「気の利いたお店」に足を運ぶこと。「もっと開拓したい」とやる気まんまんです。そんなどらミーさんに漫画の制作背景を聞きました。

どらミーさん自身の見た光景を描いた漫画のカット(どらミーさん制作)

――今回の題材を取り上げた理由を教えてください。

 日々のちょっとした驚きや楽しさなど、読んだ人がいい気分になれるようなものを描きたかったからです。

――作中に出てくるおばあさんを見かけたのはいつごろからでしょうか。

 かれこれ1年くらい前ですね。2018年の夏には、もう挨拶していた気がします。

――おばあさんの第一印象を教えてください。

 身長は140~150cmぐらいで、「物腰が柔らかくて上品だな」と。おばあさんの周りだけ空気が澄んでるような、そんなイメージです。最初のころは、「朝から誰か待ってるのかな」「タクシーでも待ってるのかな」と、私は思っていました。

 それ以降も同じ時間、同じ場所に立っていました。通勤中の子連れのお母さんや近くの会社の警備員さんなど、さまざまな人がおばあさんに挨拶したり、少しお話したりするのを見て、「誰かを待ってるんじゃない。おばあさんにとって、朝からこの場所に立っているのは日課なのか。ここを通り過ぎる人たちに挨拶をするのを楽しんでいるんだろうな……」と気付きました。

――おばあさんは何時くらいから立っているのでしょうか。

 朝8時ごろですね。日差しの強い季節は、日傘か帽子を持っています。私の朝はいつもバタバタしているので、おばあさんを通り過ぎるとき、「あ、今日もおばあさんがいる」といった感じで挨拶しているため、ややうろ覚えですね。

――おばあさんは、いつも「きちんと身なりをととのえている」そうですね。

 お化粧も薄くしていて、清潔感のあるお洋服を着ています。私は近所のコンビニに行くとき、適当な格好をしているのですが(笑)。

――おばあさんを「色」に例えると、何色でしょうか。

「薄いきれいな藤色」といったところです。

――あいさつ以外に言葉を交わしたことはありますか。

 あいさつと、「今日は暑いですね」「昨日、地震がありましたね」などの簡単な会話はしたことがあります。


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