愛しいペットに起こる熱中症はどう防ぐ? 屋内、屋外それぞれの対策とは
2019年6月17日
ライフこれからの季節、気をつける必要がある「熱中症」。人間だけでなく、犬や猫にとっても重要な問題です。どのように対策するのが良いでしょうか。
屋内でも熱中症になるのはペットも同じこと
熱中症をゼロにしよう――。そんな思いのもと、日本気象協会(豊島区東池袋)が推進する「『熱中症ゼロへ』プロジェクト」。同協会が2018年に実施した「熱中症に関する意識・行動調査」(調査対象1225人)によると、「屋内にいる犬や猫などのペットも熱中症になることがある」ことを知っている人は52.9%でした。

「他の項目と比べかなり少ない結果となっています」(日本気象協会)
同プロジェクトの公式サイトでは、暑い時期は屋内であっても
・室内温度を26度以下で維持すること
・部屋の風通しを良くしておくこと
・ペットが自由に居場所を選択できるようにしておくこと
が重要としています。
さらに、締め切ったクルマのなかに関しても「外気温が25度を超える環境下では、ペットを置いておくことは避けるように」と記載。活動的な犬や興奮しやすい犬の場合、さらに低い温度でもリスクがあるとしています。
屋外については、散歩の際、アスファルトを歩く機会が多い犬たちが、気温以上に高温の環境下にさらされやすいことを注意喚起。暑い時期の外出では、こまめな給水や体の表面に水をかけ流すことや、簡易的な体幹冷却法を実践することをおすすめしています。
なお、体幹冷却法とは、喉から首にかけてや、胸、内腿を含めたお腹全域に水道水をかけたり、水分を多く含んだタオルをかけてせんすであおぐなどを指しています。
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