「認可ならどこでもいい」はダメ! 保育士経験者が教える「良い保育園」の見極め方5選
2019年6月11日
ライフ保育園見学は信頼できる園を探す第一歩です。どのような点に注意して見学するべきなのでしょうか。保育園で勤務経験があり、自身も子育て中のライター・秋山悠紀さんがチェックポイントを紹介します。
入園後に後悔しないために「見学」は必須
待機児童問題が解決されないなか、入園選考の基準となる「点数」アップのために涙ぐましい努力が求められる東京の「保活」(保育園に入るための活動)。

利便性のために、「正直、認可保育園に入園できるならどこでもいい」「家や駅に近い園から希望する」と考える保護者は少なくないでしょう。しかし、保育園はそれぞれの特色があり、実は千差万別。見学をせずに入園した結果、「ここにしなければ良かった」と後悔することも珍しくありません。
そこで保育士経験者として、保育園見学において見るべきポイントをご紹介します。
園児の態度から保育士の信頼度が分かる
●見学ポイント1:保育士の働き方
保護者が気になるのは、やはり保育士の「質」ではないでしょうか。認可保育園では国が定める保育士の配置基準があるため、「こんなに子どもが多いのに、これしか保育士がいない」という状況になることはあり得ません。しかし数は足りていても、保育士がどのように子どもと接してくれるのかといった点は非常に差があります。
見学の際に子どもの目線で話しているのか、子ども同士がぶつかったり、おもちゃの事故が起きたりしないように、危険を察知して機敏に動いているのかについては見ておきたいポイントです。
そして何より大事なのは、保育士ひとりひとりが楽しそうに仕事をしているか。「やりがいがあって楽しい」のかどうかを確かめるため、保育士に「ここで働いていてどうですか?」と、直接質問してみてもいいかもしれません。やはり、保育士の目が輝き、楽しそうに働いている保育園は信頼に足る園だというのが、筆者の所感です。
●見学ポイント2:園児の様子
また、保育園の雰囲気はすでに在園している子どもたちの様子から、なんとなくつかめることもあります。親御さんのしつけにもよりますが、見学に来た保護者に対して子どもたちが挨拶をする保育園では、マナーや常識をしっかり教えてくれていることが多いです。
預ける子どもが0歳だとしても、2歳以上のすでに話せる子どもたちが「〇〇先生~」と保育士を好いているかどうかも重要。子どもと保育士の信頼関係が築けているかは、子どもの様子をチェックしましょう。
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