知っていたら、真のカレー通? 「辛さマシマシ」を生み出した元祖のお店はどこなのか【連載】アタマで食べる東京フード(17)

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知っていたら、真のカレー通? 「辛さマシマシ」を生み出した元祖のお店はどこなのか【連載】アタマで食べる東京フード(17)

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畑中三応子

食文化研究家・料理編集者

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味ではなく「情報」として、モノではなく「物語」として、ハラではなくアタマで食べる物として――そう、まるでファッションのように次々と消費される流行の食べ物「ファッションフード」。その言葉の提唱者である食文化研究家の畑中三応子さんが、東京ファッションフードが持つ、懐かしい味の今を巡ります。

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    千代田区神田錦町にあるカレー店「ボルツ」(画像:(C)Google)
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    千代田区神田錦町にあるカレー店「ボルツ」(画像:(C)Google)
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    この看板を見て、吸い寄せられる客は多い。ターバンを巻いたインド人は70年代から親しまれているキャラクター(画像:畑中三応子)
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    欧風カレーのイメージ。もともと日本でなじみ深かったのは、小麦粉でとろみをつけるこのタイプのカレーだった(画像:写真AC)
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    アサリと野菜のカレー800円。5倍までは+50円、6~7倍は+100円、8~12倍+150円、13~14倍+200円、15~20倍+250円、30倍+350円。薬味が豪華なのも創業以来(画像:畑中三応子)
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    メニューに輝く「辛さの元祖はボルツです」の一文。70~80年代は、ボルツに行って辛いカレーに挑戦するのが一種のファッションだった(画像:畑中三応子)
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