グルメ&スイーツ新オープンと注目展覧会が続々登場!「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」11月以降の行方【港区】
ついに完成した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。今回は、11月24日以降も予定されている新オープン店や注目の展覧会について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。 2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点として拡大・進化を続けてきた虎ノ門ヒルズ。2023年10月6日(金)に最後のピースである「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業しました。
そこで本記事では、明日11月24日以降も新オープンが相次ぐ「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の魅力とともに、注目のアートイベントについても併せてご紹介します。
国際新都心・グローバルビジネスセンターとして完成した虎ノ門ヒルズ(画像:森ビル株式会社リリース)【その他の画像】>>
日本が誇る国際新都心・グローバルビジネスセンターが完成 2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に始まり、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2020年竣工)」、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2022年竣工)」と拡大、進化を続けてきた虎ノ門ヒルズ。
近年、環状第2号線や東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が整備されるなど交通の要所としての顔も持っています。そんな虎ノ門エリアに2023年10月6日(金)、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業しました。
街の顔ともいえる「ステーションアトリウム」※画像はイメージです(画像:森ビル株式会社リリース) 情報発信拠点「TOKYO NODE(トーキョーノード)」や、「ステーションアトリウム」と直結したマーケット「T-MARKET」を筆頭に、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt(ハイアット)」の「ホテル虎ノ門ヒルズ」、エリア初となる大型セレクトショップ、レストランフロアなど新しい要素も盛りだくさんです。
区域面積約7.5ヘクタール、延床面積約79万2,000平方メートルと、その規模も超ビックスケール。
オフィス約30万5,000平方メートル、住宅約730戸、商業施設約170店舗、2つのホテル(客室合計約370室)、情報発信拠点やカンファレンス施設など多様な都市機能が複合。日本が誇る国際新都心・グローバルビジネスセンターとなっています。
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の注目ポイント 紹介し尽くせないほどの魅力を秘めた「ステーションタワー」の注目ポイントをいくつかピックアップしてみましょう。
「ステーションタワー」の最上部(45~49階、一部8階)には、新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」が誕生しました。アートやテクノロジー、ファッションやエンターテインメントなどの領域を横断したコラボレーションによる新たな体験コンテンツの提供が期待されています。
46階の「TOKYO NODE HALL」※画像はイメージです(C)DBOX for Mori Building Co., Ltd.(画像:森ビル株式会社リリース) 46階のメインホール「TOKYO NODE HALL」を中心に、45階には360度の没入空間を演出できるドーム型天井を有する「TOKYO NODE GALLERY A」、1,020平方メートルの圧倒的な大空間を誇る「TOKYO NODE GALLERY B」などが備えられ、一体的に活用することでより壮大な世界観の演出も可能とのこと。12月5日(火)からは体験型展示「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」が予定されています。
また地上250メートルの49階にはオープンエアのスカイガーデンやインフィニティプールも設置され、フランスでアジア人初のミシュラン3つ星を獲得した小林圭シェフによるコンセプトレストラン「KEI COLLECTION PARIS(ケイ コレクション パリ)」とパリの1つ星レストランでシェフを務めた北村啓太氏が手掛けるフレンチガストロノミー「apothéose(アポテオーズ)」がオープンしました。
「ステーションタワー」の地下2階~地上7階には、約70店舗からなる新たな商業空間が誕生。中でも目を引くのが、新業態の「T-MARKET」(約3,000平方メートル)。こちらにはクラフトビール醸造所やバルがオープン済。店舗を横断した約140席の共通席でも食事を楽しむことができます。11月24日以降はパティスリーなど飲食・物販を含む計27店舗が集結する予定。
一部ショップや飲食店が11月24日新たにオープンし、さらなるにぎわいが予想される「T-MARKET」※画像はイメージです(画像:森ビル株式会社リリース) 「T-MARKET」は、地下2階の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結しており、朝8時から深夜23時までにぎわいにあふれる空間になっています。
地下1階には、気軽に立ち寄れる飲食と食物販のフロアが広がり、2・3階には国内セレクトショップ大手「ベイクルーズ」によるエリア初の大型セレクトショップ(約2,800平方メートル)が2024年2月29日(木)に出店予定。
4階は、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など、さまざまな飲食店が約20店集まるダイニングフロア。5階には、これまで虎ノ門エリアにはなかった大型フィットネスが新設されるなど、アーバンライフを豊かにする施設やコンテンツが集結しています。
また、虎ノ門を訪れたゲストが安らげる空間として“街のホテル”「ホテル虎ノ門ヒルズ」も12月6日に開業予定です。
「ホテル虎ノ門ヒルズ」エントランス※画像はイメージです(画像:森ビル株式会社リリース) ホテルブランドは、ハイアットのインディペンデント・コレクションの1つであり東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」。ワーキングスペースのほか、シャワーブースやリラクゼーションルームも備えており、宿泊だけでなくさまざまなシーンで活用できるホテルです。
都市回遊型アートイベント「TORANOMON LIGHT ART」開催! 2023年11月13日(月)から2024年1月8日(月・祝)まで、都市回遊型アートイベント「TORANOMON LIGHT ART」が開催中です。
「TORANOMON LIGHT ART」メインビジュアル(画像:森ビル株式会社リリース) ライトアートとは、光を使用した芸術作品のこと。近年、都市における新たな芸術表現、にぎわい創出の仕掛けとして注目されており、世界中で光のフェスティバルが開催されています。
本イベントは、ライトアートイベントの先駆けとも言えるオランダ・アムステルダムの「Amsterdam Light Festival(アムステルダムライトフェスティバル)」を運営するLight Art Collection(LAC)とパートナーシップを結び、開催されています。
虎ノ門ヒルズ・新虎通りエリアの各所に作品が設置される(画像:森ビル株式会社リリース) 開催期間中は、著名なアーティストや建築家、プロダクトデザイナーが手掛ける革新的で芸術性の高い作品が虎ノ門の街を彩ります。
街をぶらぶらしながらアートに触れる、そんな新たな冬の楽しみ方を試してみてはいかがでしょうか?
「TORANOMON LIGHT ART」作品マップ(森ビル株式会社リリース)イノベーションを巻き起こす虎ノ門ヒルズに足を運んでみよう 本記事では、ついに完成した虎ノ門ヒルズについてご紹介しました。
虎ノ門エリアはビジネスの中心地であるだけでなく、新虎通りの整備や東京メトロ「虎ノ門ヒルズ駅」の開業によって、都市内交通の“結節点”としての側面も持っています。
さらに、虎ノ門ヒルズの完成によって、最先端の文化やエンターテインメントの発信地、商業の拠点として、これから大きく進化を遂げることが期待されます。「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の完成をきっかけに、さらに盛り上がっていく虎ノ門エリア。一度足を運んでみてはいかがでしょう。
魅力いっぱいの虎ノ門エリアに出かけよう(画像:photoAC)■虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
住所:東京都港区虎ノ門2-6-1
TEL:03-6406-6192(10:00~18:00)
アクセス:東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」・東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」直結
東京メトロ千代田線・丸ノ内線・日比谷線「霞ケ関駅」A12・A13出口より徒歩約10分
都営三田線「内幸町駅」A3出口より徒歩約15分
JR「新橋駅」烏森口より徒歩約20分
参考:虎ノ門ヒルズ公式サイト
https://www.toranomonhills.com/
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