ベランダで休憩してたら生命の壮大な営みに出くわしてしまった漫画「一寸の虫にも五分の魂!」
それにしても、なんでここで? 前野コトブキさんは東京在住50余年のイラストレーターで、これまでにビジネス書籍からテレビ番組内のフリップイラストまで幅広く手掛けてきました。会社員時代からのダブルワークを含めるとその歴は25年。そんな前野さんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「一寸の虫にも!」です。 前野コトブキさんの体験を基に描いた漫画のカット(前野コトブキさん制作)――前野さん、今回の作品を作った背景を教えてください。 背景というほど大げさなものはないんですが……。生きるものの尊い営みを、皆さんに知ってほしくて。 ――ハエはだいぶ小さな生き物かと思うのですが、よく見つけましたね。 1匹だとそうでもないんですが、2匹が絡んでいるとそこそこの存在感がありましたね。 ――作中のハエは、無表情なのに一生懸命頑張っている感じが伝わってきます。 虫にも表情があったら怖いですよね~。セミとか凄そう……。 ――このとき前野さんは何分くらいタバコを吸っていたのでしょうか。 10分ほどでしょうか。 ――ハエの生態、知りませんでした。2~3日かかることもあるなんて。どう思いますか? そのくらい生(性?)への執着心がないと、ここまで大繁栄しなかったんでしょうね、ハエって。 ――生態を知ると少し愛着が湧いてくるから、生き物は不思議ですね。 そうなんですよね!「一寸の虫にも五分の魂」ですね。 ――あのときのハエのカップルにひと言お願いします。 見せつけてくれちゃったけど、今でも元気でやってるかい!? ――漫画の読者にひと言お願いします。 ハエと言えども、一生懸命生きているんだなって思ってもらえるとうれしいです。
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