就職・転職活動を有利に進めるために準備するのが、資格です。
資格を保有していることで、企業の求めるスキルや知識を証明できて、即戦力として就職や転職を有利に進められるでしょう。
その中で今回紹介するのは、MOS資格です。MOS資格はマイクロソフト社公認のOffice製品のスキル証明となる資格で、毎年多くの受験者がいる人気のパソコン資格です。MOS資格を受験する人の多くは、就職や転職活動での利用も考えているでしょう。
この記事では、MOS資格の概要(スペシャリスト・エキスパート)から履歴書への正しい記載方法などを紹介していきます。また、就職や転職におけるMOS資格取得のメリットや、MOS資格を履歴書に書くことは恥ずかしくないのかなども解説します。さらには、これからMOS資格の取得を考えている方に向けては、おすすめの通信講座やパソコン教室も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
MOSとは
MOSとは、「Microsoft Office Specialist」の略称で、マイクロソフト社が認定している、WordやExcel、PowerPointなどのマイクロソフト社のOffice製品のスキル及び知識を証明できる資格です。
日本国内では、オデッセイコミュニケーションズがマイクロソフト社の公認団体として、試験を主催・運営しています。
MOSは、同一基準の資格試験として世界約200カ国で実施されているので、国内だけでなく国際的にもスキルが証明できる資格です。試験に合格したときに受け取れるデジタル認定証・合格証明証は世界共通です。
そのため、多くのパソコン資格が存在する中で、特に認知度が高い資格試験といえるでしょう。
MOSは認知度が高い人気資格
MOSは世界的共通のパソコン資格として、非常に認知度が高い人気の資格試験です。Officeソフトはビジネスで利用するシーンも多く、幅広い年代の方々が資格取得を目指しています。公式サイトによると、日本国内だけでも2022年7月時点で約480万人以上の受験者がいます。
マイクロソフト社公認資格として、MOSを保有していることでOffice製品の知識やスキルを幅広くアピール可能です。企画職や事務職などOffice系ソフトを業務で導入している企業は数多く存在し、認知度の高いMOS資格は、転職や就職でも有利になるでしょう。
受験方式としても、実際のアプリケーションソフトを操作する実技試験なので、実務に応用できるような、実践的なスキル獲得が可能です。また、Office系ソフトの科目別に受験ができたり、試験により難易度を選べたりと、自分の目的に合わせて取得できるのも魅力です。
MOS資格にはどんな種類があるの?
MOS資格は、マイクロソフトのOffice製品のスキルを証明する資格ですが、さまざまな種類やバージョンが存在します。そのため、MOS資格を受験する際には、自分の利用目的にあったものを選ぶ必要があります。
MOS資格の受験にあたってのポイントとして、「ExcelやWordなどのソフトの種類」や「一般(スペシャリスト)と上級(エキスパート)の二つのレベルがある」、「複数科目取得により称号が得られる」などが挙げられます。
それでは、それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
MOS資格は5種類ある
MOS資格には、Excel(エクセル)、Word(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)、Outlook(アウトルック)、Access(アクセス)の5種類があります。Office製品自体はMOS資格の5種類のほかに、TeamsやOneDriveなど合計9種類のソフトがあります。
Excelは表計算ソフトで、データの計算や集計作業に使用されます。
Wordは文書作成ソフトですので、企画書や報告書作成に適しています。
PowerPointはプレゼンテーション用ソフトで、アニメーションなどを用いたプレゼンにも向いています。
Accessはデータベース管理ソフトで、膨大な情報量の管理をするのに適しています。
Outlookは個人情報管理ソフトで、電子メールでよく利用されます。
これらMOS資格の中でも、特に利用するシーンが多くて人気であるのは、ExcelやWordです。
ExcelとWordには一般レベルと上級レベル(エキスパート)がある
MOS資格で受験可能な5種類のうち、ExcelとWordの2科目については、一般レベル(スペシャリスト)のほかに上級レベル(エキスパート)もあります。スペシャリストでは基本的なソフトの操作スキルを中心に出題され、エキスパートではワンランク上の高機能な内容が出題されます。
それぞれの具体的な出題内容やスキルは以下の通りです。
試験科目 | Word(ワード) | Excel(エクセル) |
---|
一般レベル(スペシャリスト) | Wordを利用する上で、普段よく使う基本的な機能を中心に問われます。具体的には、文字サイズやフォントの設定、表やリストの作成及び編集、文書の印刷、変更履歴の管理などが出題されます。 | Excelを利用する上で、普段よく使う基本的な機能について問われます。具体的には、数式や関数、セルの書式設定、グラフの作成などが出題されます。 |
上級レベル(エキスパート) | 組織の文書管理を意識した、ワンランク上の機能を中心に問われます。具体的には、高度な書式設定、カスタマイズ、ユーザー設定におけるテンプレートの設定、校閲、ほかのアプリケーションからのデータ取り込み、牽引・目次の作成などが出題されます。 | 効率的にアプリケーションを利用し、生産性を高める機能を中心に問われます。具体的には、ブック管理、入力規則、条件あり書式設定、マクロの作成・編集、検索関数の利用、ピボットテーブルの作成などが出題されます。 |
普段の業務で利用する機能のほとんどが、スペシャリストの内容といわれています。そのため、一般的な実務レベルのスキル取得や証明を目的とした方は、スペシャリストが適しています。
一方で、エキスパートレベルでは、WordやExcelのあらゆる機能を使いこなせるようになります。組織全体の業務効率化や高度なスキル取得でキャリアアップを目指したい方におすすめです。
バージョンは3種類
MOS資格の中には、各科目ごとに三つのバージョンがあります。具体的には、2013年版、2016年版、2019年版の3種類です。
Office製品は、約3年の間隔でアップデートされます。アプリケーションのアップデートにともない、新規機能の追加や操作方法の改良がされ、発売年ごとのバージョンの名前がついたソフトが発売されます。これらのバージョンごとに出題内容も異なるため、履歴書への記載やスキル取得を目的としても、こだわりがない限りは最新版の2019年版がおすすめです。
マイクロソフトのOfficeソフトは、最新版にアップデートするには購入が必要となりますが、旧バージョンのままでも利用可能です。ただし、しばらく経過するとサポートが終了する場合があるので、バージョンアップは必ず必要になります。そのため、少なくとも同様のタイミングでは、MOS資格のアップデートも必要になることは、意識しておきましょう。
MOSの種類一覧
試験科目 | バージョン |
---|
ソフト | 一般レベル(スペシャリスト) | 上級レベル |
---|
Word | 2019 | 2019 エキスパート |
2016 | 2016 エキスパート |
2013 | 2013 エキスパート Part1・Part2※ |
Excel | 2019 | 2019 エキスパート |
2016 | 2016 エキスパート |
2013 | 2013 エキスパート Part1・Part2※ |
PowerPoint | 2019 | ー |
2016 |
2013 |
Outlook | 2019 | ー |
2016 |
2013 |
Access | なし | 2019 エキスパート |
2016 | ー |
2013 | ー |
※Part1・Part2両方合格でエキスパート認定
複数の科目を合格することで得られる称号がある
MOS資格には、合格認定証とは別に複数の科目を合格した方へ贈られる称号があります。
たとえばOfficeのバージョン、合格した科目によって、「マイクロソフトオフィススペシャリストアソシエイト」や「マイクロソフトオフィススペシャリスト」、「マイクロソフトスペシャリストマスター」の称号が贈られるのです。
ここでは、MOS2019を例として、取得可能な称号や条件を紹介します。MOS2019では、「マイクロソフトオフィススペシャリストアソシエイト」と「マイクロソフトオフィススペシャリストエキスパート」の二つの称号があります。
「マイクロソフトオフィススペシャリストアソシエイト」は、複数のアプリケーションを一般レベルで効果的に扱えて、総合的なスキルを証明する称号です。4科目の一般レベル(Excel、Word、PowerPoint、Outlook)のうち、3科目を取得することで獲得できます。
「マイクロソフトオフィススペシャリストエキスパート」は、複数のアプリケーションを一般レベルから上級レベルまで扱えて、より高度かつ総合的なスキルを証明する称号です。アソシエイト認定を獲得したうえで、3科目の上級レベル(Excelエキスパート、Wordエキスパート、Access)のうち、2科目を取得すると贈られる称号です。
MOS資格の履歴書への正式な記載方法
MOS資格を取得する方の中には、就職や転職活動でアピールするために取得する人も少なくありません。実際に就職や転職活動の履歴書へMOS資格を記載するとき、「正式な記載方法がわからない」や「NGな記載方法があるのか」など、いくつか気になることがあるかと思います。
ここでは、MOS資格を履歴書に記載する方法を、具体例を用いながら解説していきます。
また、こういう記載はNGという事例も紹介するので、参考にしてください。
MOS資格は履歴書に書いても恥ずかしくない
資格や検定試験の中には難易度が低かったり、知名度が低かったりして履歴書に記載するのを恥ずかしいとためらう資格もあります。
しかし、MOS資格はパソコンスキルの中でも最も有名な資格の一つであり、取得している場合は積極的に記載する方がよいものです。
昨今のデジタル化の促進に伴い、多くの企業であらゆる職種や職業において、パソコンを用いて書類や資料作成を行っています。その中でも特にWindowsOSのシェアは高く、マイクロソフト社のOfficeを用いて作業を行ってる方の割合が多いです。そのため、企業からもOfficeを幅広く扱えるMOS資格は求められているでしょう。
ただし、保有しているMOS資格がOffice2003以前のように古すぎるバージョンの場合は注意が必要です。前述の通り、サポート終了や就職・転職を希望する企業で使用していない可能性があるためです。そのような場合には、履歴書に記載する前に、改めて最新バージョンを取得することをおすすめします。
MOSと略すのはNG
履歴書に資格や検定試験を記載する場合、正式名称で記載するのがマナーとされています。MOSの正式名称は、カナ表記で「マイクロソフトオフィススペシャリスト」、英字表記で「Microsoft Office Specialist」です。MOSと略して記載してしまうと、中小企業などの担当者によっては、認識されない可能性もあるので、注意しましょう。
また、履歴書に記載する場合には、バージョンや科目、レベルを分けて、それぞれ記載する必要があります。しかし、履歴書の資格記入欄は限られていますが、MOS資格では同時に複数の科目を取得する方も多いものです。同じバージョンで複数科目を記載する場合は、「・」で区切り、同じ欄内に複数科目を記載しても問題ありません。
具体的な履歴書への記載の仕方
MOS資格を履歴書に記載する方法は、カナ表記と英字表記のいずれかです。具体的に記載する順番は、資格の正式名称(カナ・英字)、科目、バージョン、レベルになります。実際に記載すると以下の通りになります。
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel2019 Expert 取得
- Microsoft Office Specialist Excel2019 Expert 取得
また、これまでいくつか資格を取得してきた場合、履歴書の免許・資格の記入欄には、取得年月日順に記載することになっています。取得年月日は西暦・和暦のどちらで記載するかは決まっていませんが、統一するようにしましょう。
このとき、免許・資格の記入欄以外にも、生年月日や学歴なども西暦・和暦を合わせることも大切です。また、和暦で記載する場合には、RやHなどの略称ではなく、令和や平成などの正式名称で記載する必要があるので、覚えておきましょう。
MOSを履歴書に書くのは恥ずかしいと言う人がいる理由
ここまで紹介してきたように、MOS資格はビジネススキルとして充分にアピールできる、履歴書にも記載可能な資格です。 しかし、一部ではMOS資格を履歴書に書くのが恥ずかしい、という意見もあります。MOS資格が恥ずかしいと言われる理由として挙げられる「高度なPCスキルが必要な職種が多い」や「Officeが使えて当たり前と考えられている」、「MOS試験に落ちた人が言っている」について、詳しく見ていきましょう。
高度なPCスキルが必要な職種が多いから
MOS資格が恥ずかしいと言われる理由の一つに、IT業界の発展に伴い高度なPCスキルが必要になるWeb関連の職種が増加していることが挙げられます。これまでに比べて、現在ではITやインターネットを活用した仕事も多く、Webクリエイターやプログラマなど、より高いレベルのPCスキルを求められる職種もあります。
これらの職種を希望する場合には、MOS資格はスキルレベルが低く捉えられてしまいます。
しかし、資格をアピールするときに注意しておきたいのが、希望する職種で何のスキルを求められているかを意識することです。そもそもMOSのような汎用的なPCスキルとプログラミングのような職種に特化したITスキルでは、資格の性質が異なります。
事務職や企画職のオフィスワークにおいては、反対にプログラミングなどの専門資格はアピールにつながりにくいでしょう。
Officeは使えて当たり前と考えられている
MOS資格が恥ずかしいと言われる二つ目の理由は、ExcelやWord、PowerPointのOfficeソフトはビジネスシーンにおいて、使えて当たり前と考えられていることも関係しています。
たしかに、ビジネスマンにとってOfficeは基礎的なスキルですが、面接官は受験者がOfficeの基本的なスキルを有しているかを面接の中で判断できません。しかし、MOS資格を保有していることで、明確にOfficeのスキルレベルを示すことが可能です。
特に、ExcelやAccessなどの集計作業をともなう、事務職などの採用であれば、有効な資格といえるでしょう。エキスパート資格の取得をしている方の場合は、取得者も限られていて、さらに有利に面接を進められる可能性が高いです。
MOS試験に落ちた人が「恥ずかしい」と言っている
MOS資格が恥ずかしいと言われる最後の理由は、MOS試験に落ちた人が発信しているためです。
MOS資格の受験者数は合計約480万人と非常に多いため、合格者だけでなく不合格者も多く存在します。MOS資格の合格率を高めの80%と設定しても、約100万人は不合格になっていることがわかります。そのような不合格者の中には、実際にSNS上で「MOSなんて履歴書に書くなんて恥ずかしい資格だ」と発信している方もいます。
MOS資格で不合格になる原因として多いのが、普段Officeソフトを利用しているからと、充分な対策を行わないことです。MOS資格の合格には、Officeの操作をしっかりと理解している必要があり、何も対策をしなくても合格できる資格ではありません。
このような準備不足で不合格になった受験者が、ネガティブな発信をしている可能性が高いものです。Web上でネガティブな意見が見られても、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。
MOSはどの種類を受けるのがおすすめ?
MOS資格には、ExcelやWordを含む五つの科目や、一般レベルと上級レベルの二つの難易度などがあると紹介してきました。それでは、これからMOS資格の取得を考えている場合、どれを受けるのがおすすめなのでしょうか。今回は、はじめての方にもおすすめのMOS資格の組み合わせを紹介します。
まずは一般レベルのWordとExcelを取得する
一般的なビジネスにおいて、特に使用頻度が高くスキルを求められるのが、ExcelとWordです。これからMOS資格を取得しているならば、まずは使用頻度が高く実務で役に立つExcelとWordの一般レベル(スペシャリスト)を取得するとよいでしょう。
この二つのソフトについては、事務職などのOffice系ソフトを頻繁に利用する職種では、特にスキルレベルを問われることも多いです。このとき、ExceやWordだけを取得していると、もう一方が苦手なのかと誤解を与える可能性があるので、同時取得がおすすめです。
WordとExcelの上級レベルとPowerPointもおすすめ
MOS資格は受験者数だけでなく、合格率も高いため、あまり珍しい資格とはいえません。特に、使用頻度の高いExcelやWordの一般レベルは、受験者の大多数が受験する科目です。そのため、ほかの人たちと差別化を図り、より一層アピールすることを考えると、上級レベル(エキスパート)にチャレンジするのもよいでしょう。
上級レベルを取得する際には、出題範囲や用途も異なるため、実務レベルのスキル証明として一般レベルも一緒に取得してください。ExcelやWordの上級レベルのほかには、次いで使用頻度が高いPowerPointの取得もおすすめです。
MOSの合格までに必要な勉強時間は?
これからMOS資格の取得を目指そうと考えたとき、合格までにはどれぐらいの勉強時間が必要になるのか、気になると思います。
ここでは、一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の合格に必要な目安の勉強時間を見ていきましょう。合格までに必要な勉強時間は、普段Officeをどれだけ利用するかによっても異なるため、自分がどれに該当するのか考えながら、確認してみてください。
一般レベル合格までに必要な勉強時間
一般レベルの試験に合格するためには、約20~80時間の学習時間を確保する必要があります。普段から仕事でOfficeの機能をいろいろと使いこなしている人は、約20時間(1時間/日の学習で約20日)が目安です。
詳細の機能には詳しくないものの、Officeを使って作業したことがある人の場合、約30~40時間(1時間/日の学習で約1カ月)で合格圏内です。
また、Officeを全く利用したことがない人は、約80時間(1時間/日の学習で約2.5カ月)の学習時間も見ておきましょう。ただし、これらの学習時間はパソコン教室に通った場合の目安時間です。
独学で合格を目指す人たちは、自分自身で一つずつ検索しながら学習を進めるので、さらに時間がかかることが予想されるでしょう。なお、ここで記載した学習時間は、1科目における学習時間の目安となります。
上級レベル(エキスパート)合格までに必要な勉強時間
上級レベルの試験に合格するためには、約50~80時間の学習時間が目安になります。一般レベルに比べて難易度も上がるので、その分学習時間も必要になります。
一般レベルを余裕を持って合格できた方は、約50時間(1時間/日の学習で約1.5カ月)で合格を目指せるでしょう。一般レベルをなんとか合格できた人は、約60時間(1時間/日の学習で約2カ月)見ておきましょう。
Officeをあまり理解していない人は、約80時間(1時間/日の学習で約2.5カ月)の学習時間が必要です。上級レベルは応用的な内容も多いので、全くの初心者の方は、さらに学習に時間が掛かる可能性もあります。
そういった方は、まずは一般レベルを受験してから、上級レベルに挑戦するのもおすすめです。また、一般レベルと同様にパソコン教室に通った場合の1科目あたりの学習時間として、紹介しました。
MOS資格の試験の合格点と合格率
MOS資格は、受験者数も合格者数も多い資格といわれています。それでは、実際にMOS資格の試験における合格率はどのようになっているのでしょうか。ここからは、MOS資格試験の合格点の基準と合格率について見ていきましょう。合格率が高くなっている理由も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
MOSの合格点は700点前後が基準
MOS資格試験の合格ラインは、明確には公開されていません。一般的には、1,000点満点のうち、約7割となる700点前後が基準といわれています。
ただし、バージョンや科目、レベルによっても異なり、上級レベルでは700点以下でも合格しているという声もあります。合格点が変動する要因として、Officeのバージョンによって、点数調整を入れているためです。
各バージョンの仕様や操作性はさまざまなので、難易度にもおのずと差が生じてしまうのでしょう。合格ラインはバージョンで異なりますが、まずは約7割以上を目指すことが大切です。
また、試験の難易度もすごく高いわけではないので、8割や9割を狙うことで、余裕をもって合格できます。
MOS資格の合格率
MOS資格試験の合格率についても、合格点と同様に公式的には公開されていません。ただし、各パソコン教室が発表しているものを見ると、一般レベル(スペシャリスト)で80%程度、上級レベル(エキスパート)の場合は60%程度の合格率です。パソコン教室を受講した人に限定した場合、約9割ともいわれています。約9割の合格率を考えると、難易度は低めの資格と考えて良いでしょう。
MOSの合格率が高い理由
MOS資格試験の合格率は、一般レベルで約8割、上級レベルで約6割と、ほかの資格試験に比べると高いものです。なぜMOSの合格率はこれだけ高いのでしょうか。主な理由として、「Officeソフトを使い慣れた受験者が多い」や「受験料が高いのでしっかり勉強する受験者が多い」などといった理由が挙げられます。それでは、それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
ソフトを使い慣れた人の受験が多い
MOS資格試験の受験者には、普段からOfficeソフトの利用に慣れている人が多いものです。Officeのソフトは多数の企業でも導入しており、多くの受験者はOfficeソフトで日常的に仕事をしているでしょう。また、大学や専門学校に通う学生においても、授業やレポートの提出で利用しています。普段からOfficeソフトを使い慣れた方であれば、ある程度対策を行うことで、合格可能です。
受験料が高いので一発合格を目指して勉強してきた受験生が多い
MOS資格試験の受験料は、どの科目も1万円以上と高額です。そのため、多くの受験者は、受験料を無駄にしないためにも、一発合格を目指して勉強をしてくるでしょう。
受験料は各科目や難易度で異なりますが、代表的なものを以下にまとめました。ちなみに、学生の場合は受験料が2,000円割引されます。
試験科目 | 料金 |
---|
Word 一般レベル | 10,780円 |
Word 上級レベル | 12,980円 |
Excel 一般レベル | 10,780円 |
Excel 上級レベル | 12,980円 |
PowerPoint | 10,780円 |
Outlook | 10,780円 |
Access | 12,980円 |
※税込価格で表示
このように受験料が高く、複数の科目を受験する人も多いので、何度も受験しなくて済むよう、一度に合格できるように準備をして臨みます。
MOS試験は独学で合格可能?
MOS資格試験の学習方法としては、通信講座、パソコン教室、独学での学習などがあります。どの学習でもしっかりと準備をし、試験に挑むことで、合格することは可能です。それぞれ学習方法で、学習時間や費用、学習方法などが異なるので、自分にあった学習方法を選択するようにしましょう。
MOSは独学で合格できる場合もある
MOS資格は難関資格ではないため、独学でも合格することは可能です。特に、一般レベルについては、日常的に仕事や学校でOfficeを利用し、自分一人で調べながら機能を理解する自信がある方はチャレンジする価値はあります。また、上級レベルについても難易度が上がりますが、普段からOfficeの高度機能を利用している人であれば合格は目指せます。
独学で学習を進めるときには、各機能の解説がある参考書でインプットして、実際のOfficeソフトを利用したアウトプットもすることが大切です。MOS試験の特性として過去問が公開されていないので、サンプル問題を確認しながら学習内容が間違っていないか、随時確認するようにしましょう。
他の難関資格を独学で取得した方も、このような自身で学習管理が可能であり、難易度も決して高くはないため、独学での合格は可能です。
独学に自信がなければ通信講座やパソコン教室がおすすめ
パソコンやOfficeソフトの利用、独学で学習を進める自信がない方は、通信講座やパソコン教室の利用がおすすめです。
通信講座は、教材を手元に置きながら、自分のペースで学習を進められます。疑問に思ったポイントは質問しながら、自宅でいつでもどこでも取り組めるメリットがあります。
MOS資格の通信講座としては、ユーキャンやヒューマンアカデミーなどの通信予備校で受講可能です。受講料金は予備校によってさまざまですが、1万円~10万円台と幅広いので、自分の予算とレベルに合わせて選びましょう。
パソコン教室は、実際にパソコンを利用し、その場で教えてもらながら、学習を進められます。その場で質問できたり、パソコン操作の基本的なことから教えてもらえたりするメリットがあります。
パソコン教室の中には、PCのレンタルや個別レッスンもあるので、初心者で確実に合格を目指したい方にはおすすめです。
MOSが人気の資格である理由
MOS資格は2022年7月時点、日本国内で約480万人以上の受験者がいる人気の資格です。MOSが人気の資格である理由として、「実務に直結する資格であること」や「就職・転職の際に評価されること」、「受験勉強だけでも実力に繋がり、意味があること」があります。次に、これらの人気の理由を一つずつ解説していきます。
仕事の実務に直結する資格だから
マイクロソフトのOfficeは中小企業から大企業まで、多数の企業でビジネスソフトとして使用されています。そのため、MOS資格で習得するOfficeの操作スキルは、どの企業で仕事をするにしても、多くの場面で必要不可欠なスキルになっています。
一方で、近年タブレットやスマホの普及にともない、パソコンの授業が導入されているにもかかわらず、若い人たちでもOfficeのPCスキルが不足しているのが現状です。就職や転職前にMOS資格試験を学習し、取得することで、入社後の実務に直結したスキルの獲得と証明に繋がります。
就職・転職の際に評価されるから
MOS資格は、ビジネスにおけるパソコンスキルとして、就職・転職の際に評価されます。現在のビジネスシーンの中でOffice利用は必要ですが、企業の面接の中では実技試験などはなく、資格や経歴で確認するしかありません。そのなかで、マイクロソフト社認定資格で認知度も高く、信頼性もあり、一定水準以上のパソコンスキルを証明できるMOS資格は貴重な判断材料です。さらに、上級レベル(エキスパート)を取得している場合は、他者とも差別化が図れて、就職・転職での高評価につながります。
受験勉強だけでも意味があるから
MOS資格は、もし受験に失敗したとしても、受験勉強すること自体にも大きな価値があります。Officeの操作スキル向上に役立ち、スキルアップを目的として学習している人も存在します。MOS資格は基本的に実機での学習となるので、試験に合格するしないにかかわらず、大幅に実務的なスキル向上が望めます。このように、MOS資格は受験に向けた学習自体に意味がある資格となっていることが、人気の理由です。
MOS試験対策のためのおすすめ通信講座・パソコン教室
ここではMOS試験をクリアするための通信講座・パソコン教室について紹介します。独学よりも効率の良い対策を学びたい方は参考にしてください。
スクール名 | 特徴 | コース名・料金 | キャンペーン | 教材の特徴 | サポート体制 | 受講形態 |
---|
ユーキャン
| 受講生満足度85%以上の人気講座が受講 ▶公式サイト | 【MOS365&2019 一般・上級一貫】 ・Word&Excel両方コース:49,000円 ・Wordコース:30,000円 ・Excelコース:30,000円 | – | ・WordやExcelが初めてでもわかりやすいテキスト ・実際のパソコン画面の図が豊富で無理なく理解可能 | ・わからないことがあったら講師に質問可能 ・学習期間を無料で延長可能 | オンライン |
資格の大原
| Excel・Word・PowerPointがセットの講座 ▶公式サイト | ・MOS3科目パック:50,000円 ・MOS Word&Excel2科目パック:35,600円 ・MOS Word365&2019試験対策コース/MOS Excel365&2019試験対策コース /MOS PowerPoint365&2019試験対策コース:各19,300円 | 大原受講生割引 | 「日経BP社」「オデッセイコミュニケーションズ」の人気書籍を使用 | ・電話やメールなどでの質問対応 ・万一欠席しても安心の映像補講 ・途中入学・随時入学対応 | オンライン、通学、映像通信 |
パソコン教室のAVIVA
| 最短2週間で合格を目指せるコースあり ▶公式サイト | ・Excel対策:34,800円 ・Excel Expert対策:34,800円 ・Word対策:34,800円 ・Word Expert対策:34,800円 ・PowerPoint対策:34,800円 ・Access対策:34,800円 ※教材費別途 | – | – | ・直接講師に質問可能 ・受講生一人ひとりの理解度に応じた指導 | オンライン、通学 |
ヒューマンアカデミー
| 受講用のパソコンが借りられる ▶公式サイト | MOS Excel 2016試験対策講座/MOS Word 2016試験対策講座/MOS PowerPoint 2016 試験対策講座:各27,180円 | – | 日経BP社の「MOS攻略問題集」を使用 | ・オンラインで質問可能 ・ZOOMで通話+画面共有で問題解決 ・講義映像をどこでも見られるe-ラーニング | オンライン、通学 |
TAC
| 実力判定テストによって、スキルの定着度合を確認 ▶公式サイト | ・Excel 2019/2016試験対策コース: 29,900円 ・Word 2019/2016試験対策コース:29,900円 | ・期間限定キャンペーン ・再受講割引 ・NEXT割引 | TACパソコンスクールのノウハウを凝縮したオリジナルテキスト | ・質問サポート ・課題を提出すると成績表がもらえる | Web通信、DVD通信 |
※税込価格で表示
ユーキャン
公式サイトで詳しく見る
おすすめポイント:「生涯学習」で豊富な資格講座!受講生満足度85%の人気講座あり
ユーキャンでは、「生涯学習」を掲げながら仕事に関するものもちろん、趣味に関することまで多用な通信講座を揃えています。スムーズに学習に取り組めるように、教材も学習項目が細分化され、丁寧な解説もあるので、WordやExcelの初心者の方でも安心です。
重要箇所の解説などもスマートフォンから視聴可能で、隙間時間で効率的に学習でき、最短1カ月の合格を目指すことが可能です。
おすすめポイント
- 最短1カ月の合格コース
- 受講生満足度85%以上の人気講座が受講できる
- 該当講座との「相性診断」を無料で使用できる
- 学習項目を細かくすることで、初心者にも理解しやすくなっている
- 独自の学習プランによって効率的に楽しみながら学習できる
- 分からない点は、メールで気軽に講師に確認できる
- 本試験を徹底的に分析したテスト形式の問題に慣れることができる
- 重要箇所の解説がスマホから閲覧可能なので、隙間時間で効率的に学習できる
- 8カ月間まで指導サポートを延長できる
公式サイトで詳しく見る
コース名・料金 | 【MOS365&2019 一般・上級一貫】 ・Word&Excel両方コース:49,000円 ・Wordコース:30,000円 ・Excelコース:30,000円 【MOS365&2019 上級レベル】 ・Word&Excel両方コース:31,000円 ・Wordコース:17,000円 ・Excelコース:17,000円 【MOS365&2019 一般レベル】 ・Wordコース:16,000円 ・Excelコース:16,000円 |
教材の特徴 | ・WordやExcelが初めてでもわかりやすいテキスト ・実際のパソコン画面の図が豊富で無理なく理解可能 ・テキスト内の操作について確認できるデジタル学習サイト ・模擬試験5回分収録 |
サポート体制 | ・わからないことがあったら講師に質問可能 ・学習期間を無料で延長可能 |
受講形態 | オンライン |
受講期間 | 1~4カ月(コースによって異なる) |
※税込価格で表示
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資格の大原
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おすすめポイント:人気の3科目のセット講座あり!実績豊富な講師陣でしっかりサポート
数多くの資格講座を開催している資格の大原では、自身の目的によって三つのMOS講座が開講されています。また、自身の学習スタイルに合わせて、教室で受講可能な「教室通学」と映像学習用教材で学習する「映像通学」が選択可能です。
人気のExcel・Word・PowerPointがセットのお得な講座もあるので、複数科目の受験者にはおすすめです。実績豊富な講師陣がしっかりサポートしてくれるので安心です。
おすすめポイント
- 人気のExcel・Word・PowerPointがセットのお得な講座がある
- 低価格帯の講座で手軽に始められる
- 実績豊富な講師陣による徹底サポート
- 本番と同様の模擬テスト付きで、本番を意識した対策ができる
- 「教室通学」と「映像通学」を選択できる
- 講義を欠席した場合、後日個室視聴ブースで補講が受けられる
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コース名・料金 | ・MOS3科目パック:50,000円 ・MOS Word&Excel2科目パック:35,600円 ・MOS Word365&2019試験対策コース/MOS Excel365&2019試験対策コース /MOS PowerPoint365&2019試験対策コース:各19,300円 |
キャンペーン | 大原受講生割引 |
教材の特徴 | 「日経BP社」「オデッセイコミュニケーションズ」の人気書籍を使用 |
サポート体制 | ・電話やメールなどでの質問対応 ・万一欠席しても安心の映像補講 ・途中入学・随時入学対応 |
受講形態 | オンライン、通学、映像通信 |
受講期間 | 24回 |
※税込価格で表示
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パソコン教室のAVIVA
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おすすめポイント:全国90校のスクールあり!通学、オンラインで選べる講座
パソコン教室のAVIVAは、年間15,000人が受講する「通学」と「オンライン」を選べる人気のパソコン教室です。全国には90校のスクールがあり、通学を選びたい方でも安心です。
MOS資格を取得している専門インストラクターから、受講者合わせたアドバイスを受け取れます。キャリアナビゲーターとの二人三脚での資格取得、提携先の人材サービス業の企業と連携して、その後の就業サポートも受けられるのも魅力です。
おすすめポイント
- 最短2週間で合格を目指せるコースがある
- 年間約4,000人以上の合格実績で、合格率91%以上を誇る
- MOS資格保有の専門インストラクターが丁寧に指導してくれる
- 通学、オンライン、通学プラスオンライン等のライフスタイルに合わせて学習ができる
- 資料請求や無料体験によるお得な特典がある
- 通学している教室で試験を受けることも可能なので、安心して受験に臨める
- 資格取得後の就業サポートも行っている
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コース名・料金 | Excel対策:34,800円 Excel Expert対策:34,800円 Word対策:34,800円 Word Expert対策:34,800円 PowerPoint対策:34,800円 Access対策:34,800円 ※教材費別途 |
サポート体制 | ・直接講師に質問可能 ・受講生一人ひとりの理解度に応じた指導 |
受講形態 | オンライン、通学 |
受講期間 | 2カ月(11回) |
合格実績 | 91%以上(2020年ののべ合格者数) |
※税込価格で表示
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ヒューマンアカデミー
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おすすめポイント:豊富な合格実績(累計16,028名)!パソコン貸し出しもできるので、初心者も安心で受講可能
ヒューマンアカデミーでは、無料のパソコン貸出サービスを行っているので、すぐにパソコンを準備できない方にも安心です。講座の受講者であれば、いつでも誰でも借用できるので、初心者にもおすすめです。
また、MOS資格などのIT系資格以外にも、ウェルネス・クリエイティブといった講座があるのも特徴となっています。
おすすめポイント
- 合格実績が豊富(累計16,028名)
- WEB学習(インプット)と通学(アウトプット)の独自の学習法
- 受講用のパソコンが借りられるので、初期費用が抑えられる
- 講師やスタッフによる受講生に寄り添ったフォロー体制
- 充実の就職相談サポートで、資格取得後も安心
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コース名・料金 | ・MOS Excel 2016試験対策講座/ ・MOS Word 2016試験対策講座/ ・MOS PowerPoint 2016 試験対策講座:各27,180円 |
教材の特徴 | 日経BP社の「MOS攻略問題集」を使用 |
サポート体制 | ・オンラインで質問可能 ・ZOOMで通話+画面共有で問題解決 ・講義映像をどこでも見られるe-ラーニング |
受講形態 | オンライン、通学 |
受講期間 | 2カ月 |
合格実績 | 平成12~26年度スペシャリスト合格16,028人 |
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TAC
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おすすめポイント:国内トップクラスの資格学校!わかりやすいテキスト・問題集とサポート体制で安心して学習に取り組める
TACは、多くの資格の通信講座を扱う、国内でもトップクラスの資格学校です。MOS資格の合格に向けては、通信講座コースと通学コースの二つのコースから選択できます。大手の資格学校ということもあり、わかりやすい教材やサポート体制も充実しています。
おすすめポイント
- 実力判定テストによって、スキルの定着度合を確認可能
- スマホ学習が可能なので、手軽に取り組みやすい
- 通信講座コースと通学コースの選択可能
- 専任講師による手厚いサポート
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コース名・料金 | ・Excel 2019/2016試験対策コース: 29,900円 ・Word 2019/2016試験対策コース:29,900円 |
キャンペーン | ・期間限定キャンペーン ・再受講割引 ・NEXT割引 |
教材の特徴 | TACパソコンスクールのノウハウを凝縮したオリジナルテキスト |
サポート体制 | ・質問サポート ・課題を提出すると成績表がもらえる |
受講形態 | Web通信、DVD通信 |
受講期間 | 標準学習期間:2カ月、受講期間4カ月 |
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まとめ
MOS資格はパソコンスキルの中でも、マイクロソフト公認のOffice系ソフトのスキルを示せるとして認知度が高く人気の資格の一つです。転職や就職活動における履歴書に記載しても、恥ずかしくない資格で、パソコンスキルを証明するのにも有効です。
また、ビジネスシーンでの実務との親和性も高く、コスパの高い資格です。また、普段Officeソフトを利用していれば、比較的取得しやすいでしょう。さらに、エキスパート資格や複数科目の取得であれば、周りとの差別化も図れます。
実際に取得した後に履歴書に書く際には、資格の正式名称(カナ・英字)、科目、バージョン、レベルの順で記載するなど、ルールがあるのでよく理解しておきましょう。