「食こそ最高の癒し」! 今30代男子が見ておくべきグルメドラマ3選

新型コロナの影響により人と集まっての外食も減ってしまった昨今、食という行為が単調になりがちです。しかし一人で食べる食事にこそ人生における楽しみが隠れていると教えてくれる「大人の男性におすすめのグルメドラマ」をフリーライターの岩本信彦さんが紹介します。


コロナの影響により、外出自粛を余儀なくされた2020年〜現在。
親族や友人との集まりも減り、楽しみが減ったという人も多いのではないでしょうか。
特に30代以降の方々であれば、大人の事情もあり、なおさらでしょう。

そんな時代において、食事だけが楽しみ……という人も少なくないはず。
かくいう筆者もそのひとりで、人生における食事のウエイトは限りなく重いです。
そこで本記事では、30代以上の「大人の男に見てもらいたいグルメドラマ」を筆者の独断と偏見でチョイスしてみました。

おいしい給食

給食(画像:photoAC)



学校給食をテーマにしたドラマ「おいしい給食」。

舞台は1984年夏。常節中学校の教師である甘利田幸男(市原隼人)が主人公のドラマです。
この甘利田は給食のために学校に来ているというほどの給食好き。ただ、その事実は生徒には悟られないように毎日を過ごしています。
ほとんどの生徒は、そんな甘利田の想いには無関心ですが、甘利田に負けず劣らずの給食好き、神野ゴウ(佐藤大志)だけは違います。

給食マニアの2人は、どちらが給食をおいしく食べるかに全精力をそそいでおり、繰り広げられる静かなバトルは必見です。
表向きは他の生徒にはバレていないという設定ですが、甘利田のオーバーなリアクションを見ていると、「絶対バレるだろ……」とツッコミどころ満載です。
2人のバトルが見どころで、筆者も毎回楽しみにしていました。

どちらかといえば、正統派のスタイルで給食を楽しむ甘利田と、ときに大胆なアレンジを加えてくる神野ゴウ。
給食という同じものを愛する2人の対照的なスタイルが魅力です。

クジラの竜田揚げや、ソフト麺。
昔の給食の王道メニューが次々と登場するので、懐かしさも感じられるでしょう。
「給食ってこんな感じだったな」としみじみとするドラマなので、まだ見ていない人はぜひご覧ください。

孤独のグルメ

そば(画像:photoAC)

今や「グルメドラマ界の雄」ともいえる存在になった「孤独のグルメ」。
もはや説明不要かもしれませんが、簡単に概要を説明しておきます。

孤独のグルメは同名の漫画作品を原作としたテレビドラマです。
個人で輸入雑貨商を営む主人公の井之頭五郎(松重豊)が、営業先の周辺で見つけた飲食店で食事を楽しむ様がコミカルに表現されています。

そしてドラマの最大の特徴は、主人公である五郎さんの心の声。
料理への愛を感じられるような温かい言葉が特徴で、つい共感してしまう人も多いでしょう。
五郎さん特有のチャーミングさも相まって、ドラマをさらに魅力的なものにしています。

また注目すべきは、飲食店のチョイスです。
基本的にはグルメガイドに登場するようなところではなく、五郎さんの野生の勘で選ばれたお店が登場します。癖はあるけれど、好きな人にはたまらない……そんな場所です。
昔ながらの食堂なども登場するので、30代以上の人は懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか。

ゲキカラドウ

グルメバーガーには辛いメニューも(画像:photoAC)



架空の飲料メーカー「ロンロン」が舞台のドラマです。

主人公は大阪本社から東京支社の営業促進室に異動を命じられた、猿川健太(桐山照史)。
東京への転勤を期に、一筋縄ではいかない「激辛」な営業先へ向かわされ、苦戦の日々を強いられます。

そんな東京支社が推進するのが「ゲキカラドウ」。
人生における困難を激辛に例えて、激辛料理を食べる中で打開策を探る、といったところでしょうか。
もともと辛いものが得意ではない猿川は、毎回登場する激辛料理に面食らいます。そんな猿川をよそに、同僚たちは大量の唐辛子にも余裕の表情。

そんなギャップも見どころの一つです。

またドラマで登場する料理店は、すべて実在する店舗です。
どの料理も非常に辛そうですが、激辛好きの方であれば行きたいと思うお店も多いのではないでしょうか。

また食事のシーン以外では、退店時に注目です。
毎回店を出ると、どこからともなく風が吹いてきて「仕上がったぁ……」と猿川の一言。
辛いものと向き合った先の「仕上がる」という状態。
激辛好きであれば、なんとなく共感できる部分があるのではないでしょうか。
サウナの後に外気浴をしているときのような、「ととのう」状態を連想するかもしれません。

激辛な世の中に、激辛料理。
それに立ち向かい、乗り越えた先のカタルシス。
表面的ではない、癒しを求める人におすすめのドラマです。

食こそ最高の癒し

「孤独のグルメ」は、次のようなナレーションでスタートします。

「時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気をつかわずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言えるのである」

このフレーズには共感できる人も多いでしょう。筆者は100%共感できます。

今回紹介したドラマは、切り口こそ違えど「食」という共通のトピックがあり、主人公たちの人生と密接に絡みあっています。
忙しく生活していると、食事を適当に済ませてしまうこともありますが、ぜひドラマの主人公たちのように一食に向き合ってみてはいかがでしょうか。

食事が特別なものになれば、人生は豊かになります。
小さな幸せかもしれませんが、ドラマを通して体感していただけると嬉しいです。


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