女ひとり、今夜は「はしご酒」 下北沢とっておきの3軒をご紹介!
2019年4月12日
お出かけ駅周辺の再開発が進む下北沢。その一方で、地元民から愛され続ける家庭的な飲食店が、変わらぬ姿で営業中です。新しさも懐かしさも感じられるシモキタで、女性がひとり飲みしやすいお店を、ライターが「はしご酒レポート」します。
現在開発中の下北沢

サブカルの街として知られる下北沢。「シモキタ」の愛称でおなじみのこの街が、現在大きく変わっているのをご存知でしょうか。
長い間工事を続けていた下北沢の駅が、最近になってやっとその新しい顔を見せてきたのです。その一方で、昔ながらの雰囲気が残っている場所ももちろんあります。
今回は、懐かしさも新しさも感じられる下北沢で、女性がひとり飲みしやすいお店3軒を、ひとり飲みをライフワークとする、ライターの遠山彩里がご紹介します。
1軒目:豪快な塩振りが名物! 家族経営のやきとり屋
まず訪れたのは、下北沢駅中央口を出て4分の「陣太鼓(づんでこ)」(北沢2)。
こちらのお店、なんと1979(昭和54)年から現在まで家族で経営を続けているという老舗。2018年に他界した店主の「お父さん」の意志を引き継ぎ、現在は奥さんの「お母さん」、そして息子の「まーくん」「たっくん」「ゆきひろ」さんが中心となり、お店を切り盛りしています。
さっそくカウンターに座り、ハイボールと一番人気の「やきとり盛り合わせ」(860円、税別)を注文。このとき見逃せないのが、このお店の特徴である“塩振りパフォーマンス”です。両手を大きく使って「パン!パン!」と音を鳴らしながら塩を振る姿がとても有名。これを間近で見られるのも、カウンター席の特権です。
やきとりのなかでも一番人気なのが、豚バラの「信秀」。必要最低限の脂だけを使っているので、脂身が苦手な人でもおいしく食べることができます。普段は2本セットで出てくる焼き物に関しては、おひとり様限定で、5本注文すると好きな種類を1本ずつ選べるという裏技があります。
次に注文したのは、肉汁たっぷりの「とり餃子」(490円)。鶏のひき肉を使ってていねいに焼き上げたもちもちの餃子は、お酒が進むこと間違いなし。気づくと3杯目のハイボールが空になっていました。
店長によると、昔学生だった常連さんが成人した息子さんを連れて飲みにくることもあるようで、とても長い間愛されているお店だと感じました。
1軒目は、自分の家のように居心地がよく、圧巻の塩振りパフォーマンス、おいしいお酒とやきとりを楽しめる「陣太鼓」でした。
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