池袋の街で起こる「事件」を目撃せよ!季節の風物詩も期間限定のエンタメイベントだ【豊島区】

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池袋の街で起こる「事件」を目撃せよ!季節の風物詩も期間限定のエンタメイベントだ【豊島区】

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日野京子

エデュケーショナルライター

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百貨店やサンシャインシティなどの商業施設だけでなく、劇場や水族館など、わくわく感いっぱいのエンタメが集まる池袋。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんが、街全体に散りばめられた謎や季節の風物詩を巡る期間限定イベントを3つご紹介します。

 ずっと夏が続くのかと思うほど暑い日が続いた今年の夏。それでも季節は着実に進んできて夕方になると虫の音があちらこちらから聞こえてくるようになりました。

 秋は「実りの秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」という言葉があるほど過ごしやすく、さまざまなイベントが行われる季節です。今回はアクセス抜群のターミナル駅、池袋の周辺で秋を感じられるイベントをご紹介していきます。

その場で解く謎も用意され随時コンテンツが増えていく「池袋ミステリータウン」のカフェ(画像:一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会リリース)



●街がミステリーの舞台になる「池袋ミステリータウン」/~2024年1月21日まで

 2023年は探偵小説の祖とも言われ、日本における本格推理小説、ホラー小説の草分けとしても知られる江戸川乱歩の作家デビューから100年という記念の年でもあります。

この秋、池袋の街がテーマパークになる(画像:一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会リリース)

 生前、池袋に住み、旧邸宅と敷地内の土蔵が豊島区指定有形文化財に指定されている江戸川乱歩。そんな縁もあって、豊島区や観光協会、大正大学などが産学官連携で池袋をミステリー文化の聖地にしようと立ち上げたプロジェクトが「池袋ミステリータウン」です。

 「池袋ミステリータウン」は、7月21日(金)にスタートした参加型アトラクション。来年1月21日(日)まで池袋の街を舞台に10以上のミステリーアトラクションが用意されています。インターネットやWACCA池袋にオープンした公式拠点「Cafe DEAD DROP(カフェ デッド・ドロップ)」でアトラクションを購入すれば参加できます。

参加者が架空の新聞社「ミステリータイムズ社」から情報提供を受けて、事件の真相に迫るという設定(画像:一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会リリース)

 サンシャインシティプリンスホテルやカフェなど、池袋エリアの施設に宿泊または直接足を運んで謎を解明するアトラクションは、謎解きイベントなどを企画する複数の企業が協力して行う全国初の取り組みです。

 池袋の街で探偵気分に浸り、ミステリーの世界を堪能してみてはいかがでしょうか?

WACCA池袋4Fにオープンした「Cafe DEAD DROP」店舗内イメージ。提供されるコンテンツは随時追加されている。営業時間は平日12時~20時、土日祝10時~20時(画像:一般社団法人としまアートカルチャーまちづくり協議会リリース)

●サンシャイン60展望台から中秋の名月を眺める「てんたいパーク2023」/9月29日

 9月の行事として欠かせないのが「お月見」です。今年の中秋の名月は9月29日(金)。週末と重なるので、ゆっくり楽しむことができます。

 「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」では9月29日当日に大型天体望遠鏡とミラーレスカメラを通して月をモニターに映し出し、解説をする天体鑑賞会が実施されます。

過去の天体観賞会で撮影されたスカイツリーと満月(画像:株式会社サンシャインシティリリース)

 高層ビルに囲まれている都心では満月を観ることはなかなか難しいですが、高層ビルの展望台からは、きらびやかな夜景と組み合わさった東京ならではの中秋の名月を眺めることができます。

月にちなんで、うさぎが描かれた「てんぼうの丘ラテ~お月見ver.~」(730円)(画像:株式会社サンシャインシティリリース)

 また、展望台内にある、「てんぼうパークCAFE」では、9月15日(金)~29日(金)の期間限定で抹茶ラテ「てんぼうの丘ラテ~お月見ver.~」やノンアルコールの「月光ソーダレモネード」(650円)、アルコール入りの「月光レモンサワー」(700円)が販売中です。

 ドリンク片手に、東京の美しい夜景に浮かぶ満月を観月してみるのもいいですね。

お月見にぴったりの「月光ソーダレモネード」(650円)と「月光レモンサワー」(700円)(画像:株式会社サンシャインシティリリース)

●Suicaペンギンのスイーツも登場する「ハロウィーン スイーツビュッフェ」/10月14日・15日、28日・29日

 9月に入ると雑貨店やスーパーに並ぶハロウィンのお菓子や小物が目に留まることも増えてきます。日本でも幅広い世代から受け入れられ、すっかり秋のイベントとして定着した感もありますね。

 池袋の「ホテルメトロポリタン」では、そんなハロウィンをテーマにしたスイーツビュッフェが10月14日(土)・15日(日)、28日(土)・29日(日)の4日間限定で開催されます。

 提供されるスイーツは約20種類。ブラッドオレンジのゼリーやブラックベリーのタルトなどハロウィンらしい見た目のスイーツがラインアップ。イベント限定の「Suicaのペンギン カシスと赤すぐりのガナッシュマカロン」 、「Suicaのペンギン メープルミルクプリン(かぼちゃクリーム入り)」など、Suicaペンギンをモチーフにしたスイーツも登場します。

「洋ナシのコンポートと赤ワインのスープ」、「フランボワーズのクレメダンジュ」、「えびすかぼちゃのモンブラン」、「イチジクのアリュメット」など趣向を凝らしたスイーツの数々(画像:JR東日本ホテルズリリース)
大人と小学生には1人1つずつ茨城県・笠間の栗を使用したペーストでミイラに見立てた「Suicaのペンギン エクレアマロンケーキ」と「Suicaのペンギン チキンのトマト煮込みとパンプキングラタン」が提供されます(画像:JR東日本ホテルズリリース(C)C.S/JR東日本/D)

●池袋でさまざまな秋を体験しよう

 気候的にも暑さが落ち着いて過ごしやすく、都心でもいろいろなイベントが行われる秋。さまざまな楽しみ方ができますが、今回ご紹介したように池袋ではエンタメ要素が散りばめられた「いつもと違う秋」を体験することができます。「今だけの体験を満喫したい!」と感じたら、池袋にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

池袋の街で謎解き (画像:photoAC)

■池袋ミステリータウン
開催期間:開催中~2024年1月21(日)
開催場所:東京都豊島区内各所(WACCA池袋・サンシャインシティ・豊島区庁舎・池袋平和通り商店街・旧江戸川乱歩邸など)
営業時間:アトラクションごとに異なる
アクセス:アトラクションごとに開催場所が異なる
※詳細、最新情報は公式サイトをご確認ください

■てんたいパーク2023~中秋の名月~
開催期間:2023年9月29日(金)
開催場所:サンシャイン60展望台 てんぼうパーク(東京都豊島区東池袋3-1 サンシャイン60ビル 60F)
TEL:03-3989-3457
開催時間:17:30~19:00
料金:大人(高校生以上)平日700円、土日祝900円/こども(小・中学生)平日500円、土日祝600円/小学生未満無料(※時期や特別営業時などにより料金が変動)
アクセス:東京メトロ有楽町線「東池袋駅」より徒歩3分 
都電荒川線「東池袋四丁目(サンシャイン前)停留所」より徒歩4分
※詳細は公式サイトをご確認ください

■ホテルメトロポリタン「ハロウィーン スイーツビュッフェ」
開催期間:2023年10月14日(土)・15日(日)、28日(土)・29日(日)
開催場所:ホテルメトロポリタン宴会場4F桜(東京都豊島区西池袋1-6-1)
TEL:03-3980-7601(10:00~18:00※予約はネットのみ)
営業時間:12:00~/15:00~(2部制・各回100分)
料金:大人7,000円/小学生3,500円/4~6歳1,500円(いずれも税サ込)
アクセス:JR、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線「池袋駅」西口より徒歩3分
※予約詳細など最新情報は公式サイトをご確認ください

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