大江戸温泉物語の足湯エリアが“緑の魔術師”により江戸時代の庭園風に変貌

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大江戸温泉物語の足湯エリアが“緑の魔術師”により江戸時代の庭園風に変貌

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東京お台場 大江戸温泉物語の足湯エリアが全面改装してリニューアルオープン。江戸時代の庭園をコンセプトに、ランドスケープアーティストの石原和幸さんがベストガーデン賞受賞の「おもてなしの庭」をあわせて創作しました。

エリザベス女王に「緑の魔術師」と呼ばれたアーティストと協働

 東京お台場 大江戸温泉物語(江東区青海)の足湯エリアが、全面改装して4月1日(月)よりリニューアルオープンしました。

リニューアルオープンした足湯庭園。写真はイメージ(画像:東京お台場 大江戸温泉物語)



 同所は、地下1400メートルから汲み上げた天然温泉をはじめ、開放的な露天風呂やサウナなど13種類の風呂、レストランやリラクゼーションなどが揃う温泉テーマパークです。外観・内観ともに江戸の下町風情を感じられ、国内はもとより海外からも観光客が訪れます。

 館内には700坪という都内最大級の広さを誇るエリアに、全長50メートルの足湯を配しています。東京都内でありながら浴衣姿で足湯に入ることができるため、人気の高いスポットとなっています。

 その足湯エリアを2019年1月より改修。ランドスケープアーティストの石原和幸さんと協働して作庭しました。

 石原さんは、22歳で生け花の本流「池坊」に入門。その後、庭園アーティストとして頭角を現し、苔を使った独自の世界観が高く評価されるようになりました。受賞歴豊富にしてイギリスのエリザベス女王にも「緑の魔術師」と称えられるほど。ロンドンで毎年開催されている国際ガーデニングショーの最高峰「チェルシー・フラワーショー2018」では、アーティザンガーデン部門金メダルとベストガーデン賞のダブル受賞に輝いています。

 リニューアルした足湯庭園のコンセプトは、江戸時代の庭園。江戸時代は庭園文化が一般庶民にも広がり、発達した時期といわれています。そこに原点回帰しつつ、石原さんがベストガーデン賞を受賞した「おもてなしの庭」を全面的に取り入れた庭園を創作。その真骨頂である風景盆栽や、和のおもてなしを四季折々の花や木々で演出しています。東京お台場 大江戸温泉物語の広報担当者は、「365日花を咲かせることにより、多くの方に庭園のなかの足湯を楽しんでいただきたいと考えています」といいます。

 足湯は浸かるだけでなく、お湯のなかを歩くこともできます。歩くと底の丸石が足裏を刺激し、「たまった疲れもほぐれる」とのこと。夜は幻想的な雰囲気で、昼間とは違った趣を楽しめるとしています。

※掲載の情報は2019年3月時点のものです。

●東京お台場 大江戸温泉物語
・住所:東京都江東区青海2丁目6番3号
・営業時間:11:00~翌朝9:00(大浴場~8:00 、最終入館7:00)
・定休日:無休
・アクセス:ゆりかもめ線「テレコムセンター駅」から徒歩約2分
・日帰り料金:大人(中学生以上)1554円(税込)~

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