卓上にも花を咲かせる「サクラサクグラス」で一献、江戸硝子熟練職人の為せる技とは?

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卓上にも花を咲かせる「サクラサクグラス」で一献、江戸硝子熟練職人の為せる技とは?

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グラスの底面が桜の形をしている、桜の季節にぴったりなグラス「サクラサクグラス(SAKURASAKU glass)」。江戸硝子の熟練の技をもつ職人の手によって一つひとつ丁寧に作られています。

江戸硝子の熟練技光る桜型の底面が、卓上に届ける桜

桜の季節に最適な「サクラサクグラス(SAKURASAKU glass)」を紹介します。

サクラサクグラス。底面が桜の形をしているため、結露によって卓上に桜の花びらの跡がつく(画像:100percent)



 このグラスは、底面が桜形。江戸硝子の熟練技をもつ職人によってひとつひとつ丁寧に作られているそうです。金型への吹き込み式で成形しますが、製造元の100percent(品川区西品川)によると、底を桜形にするのは高度な技術が必要とのこと。

 金型を熱くしすぎると成形後に抜き取りにくく、逆に十分温まっていないと硝子の透明度や手触りが良くなりません。温度を一定の範囲に保つのは、職人が長年培った「感覚」がすべてです。

 また、背の高いものは型から抜く時もひと苦労。垂直に慎重に抜かないと傷になってしまうため、細心の注意を払います。底面の桜の形は金型から取り出して冷ました後に、桜の輪郭が途切れずに、またガタつかないようにひと手間かけて底スリ加工をしています。

 そうして出来上がったサクラサクグラスは、しっかりとした質感が手に馴染みやすく、安定感もあります。それでいて口部は薄めのため、飲み物の冷たさをそのまま感じられるのも職人の為せる技といいます。

 また、冷たい飲み物を入れた際に生じる結露の水滴によって卓上に桜の形がつき、テーブルの上にも桜が咲いたかのよう。思わず笑顔や会話の広がるような、遊び心あるデザイン性も魅力のひとつです。

 種類は、ピルスナー(3500円)、ロックグラス(2800円)、タンブラー(2500円)、そして酒器(2300円)。色は、クリアのほか、手触りの良いフロスト調の淡い白色「雪桜」、淡いピンク色「雪桜 桜色」です。贈り物にも適する桐箱入りで、雪桜の紅白セット売りもあります。

 銀座にあるバー用品専門店、バータイムズストア(BAR TIMES STORE)では、2019年4月26日(金)までの期間限定で、サクラサクグラスの購入者に同店のオリジナル手拭いをプレゼントしています。オンラインストアでの購入も対象です。ボトルを包んだり、花見用のお弁当箱を包んだり、様々な用途に活躍してくれそうなデザインです。バータイムズストアでの販売は、酒器については、カラーはクリアのみとなっています。

 サクラサクグラスをお花見に持参して、一片の桜の花びらを浮かべて楽しむもよし、宅飲みで桜に思いを馳せて一献傾けるもよし。江戸硝子熟練の技が、そんな風流な時間を運んできてくれそうです。

※表示価格は全て税抜です。掲載の情報は2019年3月時点のものです。

●バータイムズストア
・住所:東京都中央区銀座5-1-8 銀座MSビル6F
・営業時間:12:00〜18:00
・定休日:無休
・アクセス:銀座線「銀座駅」C2出口から徒歩約3分

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