読書離れの若者がハマるかも? 都内「映える」図書館2選
2022年1月24日
お出かけ若者の読書離れが問題視されている現在。そんなときだからこそ「図書館が舞台の作品」と、都内にある若者向けの図書館を紹介します。
若者の読書離れ
スマートフォンの普及で、若者たちはTwitterやYouTube、TikTokを見ることが多くなり、読書離れが問題視されています。
特に読書率が低いと言われているのが、高校生と大学生です。コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えたこともあり、小中学生の読書率は上昇。しかし高校生と大学生はあまり変化がありませんでした。
小中学生は学校での「朝の読書時間」が設けられていることもあり、高校生や大学生に比べると本に触れる機会があります。しかし、高校生になると部活動やバイト、友人との時間、受験勉強など、読書以外に時間をとられがち。勉強に必要な読書も、現在はインターネット上で小説のまとめサイトが存在するため、実際に本を読まなくても内容が把握できてしまいます。

そんな厳しい状況のなか、意外にも学生にウケているのが
「図書館が舞台の作品」
です。
そこで今回は、特に注目を集めている作品をふたつ紹介します。さらに
「静かにしなきゃいけない。堅苦しい。本を読まなきゃいけない」
という図書館のイメージをガラッと変える、東京都内の図書館もピックアップしました。
1.『図書館戦争』シリーズ
まず初めに、学生にウケている「図書館が舞台の作品」をふたつ紹介します。
ひとつ目は、これまでに漫画化・アニメ化・実写映画化されてきた、有川浩さんの大人気SFシリーズ『図書館戦争』です。

物語の舞台は、公序良俗に反する表現を取り締まる「メディア良化法」が成立した2019年。さまざまな創作物が検閲されるなか、唯一抵抗していた組織がありました。それが図書館です。
「図書館の自由に関する宣言」の下、国内で発行された本を守り続ける図書館。そこで図書隊として勤務しているのが、本作の主人公・笠原郁(かさはら いく)です。
高校生のとき、あるひとりの図書隊に助けてもらった郁は、図書隊に入隊。エリート部隊の図書特殊部隊に配属され、奔走します。
実際に存在する「図書館の自由に関する宣言」からできあがった本作。物静かな図書館というイメージを覆す、SFなストーリーにグッと引き込まれます。また、郁が探している相手との恋模様も見どころです。
2.『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』
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