店舗が減っても安泰? 小売り不況の時代に「丸井」が強いワケ

8月に閉店した池袋マルイ。しかし、意外にも活路があるようです。いったい何でしょうか?


赤いカードとDCブランドブームで全盛期へ1977年2月にオープン。

 池袋西口の池袋マルイが2021年8月29日(日)、閉店しました。1977(昭和52)年のオープンから44年。原因は建物の老朽化で、コロナ禍以前から閉店は決まっていたといいますが、背景には同店運営の丸井(中野区中野)をはじめとする、小売業全体の不振があると予想されます。

豊島区西池袋にあった池袋マルイ(画像:(C)Google)

 丸井は1980年代のDCブランド全盛期、学生を含む若者に「赤いカード」を発行。彼らが高価な洋品を月割りで買えるようになったことから、人気を博しました。

 新宿や渋谷には、本館のほか

・ヤング館
・メンズ館
・インテリア館

といった専門ビルを擁し、勢いがありました。なお、丸井は「百貨店」と称されますが、日本百貨店協会(中央区日本橋)には加盟していません。

 丸井は、青井忠治氏が1931年に家具の割賦販売を行う店舗として創業。1960年には日本で初めて「クレジットカード」を扱い始めました。1970年代にはファッション分野にも進出。代名詞ともなる「赤いカード」は1975年に登場しました。

 1980年に代に入るとDCブランドの流行などで、丸井の勢いは加速。1985年に同時開店した渋谷店「本館」「ヤング館」は丸井の象徴的な店舗となり、流行に敏感な多くの若者が集いました。そして、その後のバブル景気の勢いとも相まって、丸井は順調に業績を伸ばしていきます。

 一方、1990(平成2)年には英国のヴァージン・グループと合弁でヴァージン・メガストアーズ・ジャパンを設立。日本初の外資系大型CD店として大きな注目を浴びました。また、引っ越しの「ムービング」など、さまざまなグループ企業を増やし、拡大を続けました。

時代とともに店舗の在り方が変化


【画像】今月4日からスタート! 有楽町マルイの館内移動サービス「Marui Mobility Service」を見る

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