ご当地ラーメンも食べられる! 中央道「石川パーキングエリア」の知られざる魅力とは

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ご当地ラーメンも食べられる! 中央道「石川パーキングエリア」の知られざる魅力とは

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東京都西部に位置する八王子市。そんな同市にある石川PAの魅力について解説します。

休憩スポットとして人気

 首都高を除き、東京都唯一パーキングエリア(PA)である中央自動車道(中央道)の石川PA(八王子市石川町)。上下線に設置されており、上り線では中央道最後の、下り線では中央道最初のPAとなっています。

八王子市石川町にある石川PA(画像:写真AC)



 中央道の起点である高井戸インターチェンジ(杉並区高井戸西)から約24km離れた石川PAは、連日たくさんのドライバーでにぎわっており、混雑時にはPA入り口手前から車の列ができます。

 というのも石川PAは休憩スポットとしての立地がよく、その上、簡素な首都高のPAに比べて施設が充実していることもあり、中央道を利用するドライバーにとって人気となのです。

 今回はそんな石川PAについて詳しくご紹介します。皆さんもぜひ一度、石川PAへ足を運んでみませんか?

上り線にはファミリーマート

 高井戸・新宿方面に向かう上り線のPAには、24時間営業のファミリーマートが設置されており、通常のコンビニ同様の商品が販売されています。

上り線のファミリーマート店内はおみやげも充実している(画像:カツ)

 PAの施設ということもあってか、おみやげコーナーが設けられており、東京の名産品だけでなく山梨や静岡のおみやげも購入できます。

・24時間営業のため深夜早朝でも買い物ができる
・おみやげが充実している

ことは、ドライバーにとってうれしいです。

 ちなみにファミリーマートの反対側にもおみやげ専門店があり、豊富な商品のなかから選べます。私のおすすめは、山梨銘菓の「信玄餅」と静岡銘菓の「こっこ」です。

 近年、このような24時間営業のコンビニ設置サービスエリア(SA)やPAは増えています。高速道路の休憩スポットはSAかPAくらいで、また、おみやげや運転に必要なものを一度に購入できるため、とても便利な存在です。

下り線にはドトール

 下り線にはカフェチェーン・ドトールが入っており、街中にあるドトールと同じ商品を購入できます。こちらも注文待ちの列がいつもできています。

下り線のドトールは施設の外にレジカウンターがある(画像:カツ)



 長時間や長距離の運転をしていると疲れや眠気が襲ってきますが、そんなときにコーヒーがあると本当に助かります。

 コンビニ同様、カフェチェーンの入っているSAやPAも日本各地の高速道路で増えており、人気が上がっています。なお下り線の石川PAのドトールは、7~19時の営業です。

 また下り線はコンビニはないものの、24時間営業のショッピングコーナーが設置されているため、食べ物やおみやげが購入できます。下り線のおみやげは「東京ばなな」「ひよ子」などの東京銘菓が中心です。

上下線ともにフードコートが完備

 石川PAは上下線ともにフードコートが設置されており、メニューも充実しています。そのなかでもおすすめなのが、石川PAのある八王子市のご当地グルメ「八王子ラーメン」です。

 八王子ラーメンとは、醤油ベースのスープに麺とタマネギ、そのほかの具材が乗ったラーメンで、地元民を中心に愛されています。石川PAでは上下線でこの八王子ラーメンが食べられます。

 また上り線では、富山名物のブラックラーメンを石川PA風にアレンジした「石川ブラックラーメン」や吉野家の牛丼も食べられます。下り線はテイクアウト可能な食べ物が屋台で販売されており、食べ歩きや車内での飲食が楽しめます。

 石川PAはフードコートも充実しているため、いつもたくさんのドライバーでにぎわっています。特に高速道路での八王子ラーメンはここでしか食べられないので、ぜひ一度味わってください。

一般道からも利用可

 また上下線ともに、「ぷらっとパーク」と呼ばれる、一般道からPAを利用できるサービスもあるので、近隣住民は一般道用の駐車場に車を止めてPAを利用できます。

 高速道路を管理しているNEXCOの尽力で近年、SAやPAの施設や商品が充実しています。もちろん石川PAも、時代とともにどんどん進化しています。

石川PA(画像:(C)Google)



 なお石川PAは、中央道の国立府中インター~八王子インターの間にあります。利用の際は、駐車や施設利用のマナーをしっかり守って楽しいひとときを過ごしましょう。

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