昭和50年代の文庫本に“今ではあり得ないミス”が2か所あった! 発見した1万人が共感「かわいい」「ほっこりする」

2021年9月3日

ライフ
ULM編集部

あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。


時代とともに変化する出版物の形

 全国出版協会・出版科学研究所(新宿区東五軒町)が発表したデータによると、2020年の出版市場(推定販売金額)は1兆6168億円。

 内訳は、紙の出版物が全体の75.7%を占める1兆2237億円(前年比0.1%減)、電子出版が24.3%の3931億円(同28.0%増)でした。

 4年前の2016年にそれぞれの内訳が88.5%と11.5%だったことからも、電子市場が年々伸長している様子がうかがえます。

 紙と電子の市場が逆転する、という状況はまだすぐには訪れないかもしれませんが、時代の変化や技術の進歩によって出版物の形は変化しています。

 今となってはほとんど見かけなくなってしまったものの代表的な例に、「活版印刷」があります。

 印刷したい文章に合わせて鉛に彫られた活字を1文字1文字並べて組版を作り、それに塗料(インク)を塗って刷るこの方法は、デジタル製版の普及とともに表舞台から姿を消しました。

千代田区富士見二-十三-三……

 そんな活版印刷が用いられていた時代ならではの「誤植」を、とあるツイッターユーザーが発見。その画像を投稿したところ、フォロワーたちの間で大きな話題となりました。

 投稿したのは木魚庵さん(@mokugyo_note)。作家・横溝正史(1902~1981年)が描いた名探偵・金田一耕助シリーズなどの研究家で、誤植を発見したのも1981(昭和56)年8月に発行された角川文庫『金田一耕助の冒険2』(第5版)の奥付(書物の末尾に、書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日・定価などを記した部分)でした。

昭和56年に発行された文庫本。2か所ある誤植、分かりますか?(画像:木魚庵さんのツイート)

 投稿した画像に

「まだ写植工(※植字工)さんが活字を一字一字拾っていた時代の誤植」
「ちなみに同じミスが2個あります」

というつぶやきを添えたことで、フォロワーたちはおのおの画像のミスを探す展開に。

 発行者、角川春樹、発行所、株式会社角川書店、東京都千代田区富士見、と目を凝らして奥付の文字を追っていくと……。たしかに2か所、活字が上下逆さまになっているところが確認されました。

文字が逆さま、逆に「オシャレ」


【画像】ミスされた「2か所」を確認する

画像ギャラリー

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